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ジュセ

[ジュセ]

キャラID
: XZ412-052
種 族
: プクリポ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 124

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ジュセの冒険日誌

2015-09-12 00:22:44.0 2015-09-12 01:47:36.0テーマ:その他

【ジュセの旅行記】 二日目 ⑥ ハネツキ博士

ハネツキ博士はお茶とお菓子を配り終えると、座布団に腰かけた。
「この度はすみません。わざわざこんな機会を作っていただいて。」
私は深々と頭を下げる。
「いいのよ。こっちこそごめんね、此処まで来てもらって。助かったわ。」
博士は、シュピの方を向く。
「シュピちゃん、カミハルムイはどうだった?」
「うんー!おいしくてきれいでたのしくてー。最高だったよー!」
上手く纏めたわね と言って博士は笑う。
「このもなかも良いけどー、はかせの桜苺娘もおいしかったなー!」
触れてほしくない話を切り出すシュピ。
「桜苺娘…。あぁ、あれのことね。良かったわねぇ。でも、順番ぬかしは良くないわよ?」
私は、背筋が一瞬寒くなった。既に知っていたとは。一体、どこから情報が入ったのか。
「ご、ごめんなさい!その…。一瞬の隙をついて、彼女が…。」
土下座して博士に謝る。
「ま、お菓子ぐらいで済んでよかったわ。場合によっては犯罪になっちゃうからね。今回は旅の記念ってことで、大目に見てあげるわよ。」
寛大な博士に涙が出そうになる。
「そうだよー、きにしないでー!」
「はい…ってこら、シュピのせいでしょっ!?」
怒鳴るとシュピは頭を両手で覆って、ごめーん とおちゃらけた声で謝る。
それを見て笑う博士。
「あはは…。面白いわね、あなた達。」
私まで含められたのが少し引っかかったが、文句を言える立場ではない。すみませんと、再び頭を下げた。



「ところでシュピちゃん、色々歩き回ったみたいだけど身体のほうはだいじょうぶ?」
シュピの方に向き直り、博士が質問する。
「うんー、ぜんぜん疲れてないよー。」
「そう。普段の生活でもしんどくなったりすることは無い?」
「ないよー。毎日しっかりおひるねしてるからー。」
「ふふ、そっか。」
博士はその他にも幾つか簡単な質問を投げかけて、メモを取っていく。
「はかせって、なんかお医者さんみたいだねー。」
「ん?ああ、ごめんね。職業柄、初対面の人の事を知りたいときにね、いつもこうなっちゃうのよ。」
うっかりしてた という感じで、博士はメモをしまう。
「よし、今度はジュセさんの事、色々聞かせてもらおうかな。でも、ちょっとシュピちゃんには退屈かも…。」
博士は少し考えた後、そうだ と言って、誰かを呼び出した。
するとすぐに、先ほどの案内人がやって来た。
「こちらのシュピちゃんに、お城の中を案内してもらえないかしら。」
「えー、ジュセは一緒じゃないのー?」
袖をひっぱるシュピ。
「うーん、博士。大丈夫でしょうか。シュピ、結構はしゃぐから…。」
私もシュピに席を外してもらいたいが、見知らぬ人に預けるのも不安だ。
「ま、大丈夫でしょ。お城だし何かあっても大丈夫よ。」
むしろお城だから不安なのだが。しかし、私も色々話さねばならないことがあるし、仕方ない。
「…分かりました。シュピ、せっかくの機会だし、いっておいで。お城見る機会なんて、滅多にないんだから。」
「うー、わかったー。じゃ、またあとでねー!」
案内人に連れられて、シュピは部屋を出て行った。



「…不思議な子ね。確かに変わってはいるけど、それでも…。」
シュピの後姿を見て、博士がつぶやく。
「はい…。それでも、シュピはシュピなんです。」
私は冷めたお茶をすすり、ため息をつく。
「私もやれるだけの事はやるつもり。さて、ジュセさん。これからの段取りを、あっちで説明するわ。あと、彼女の事は手紙で大体分かってるつもりだけど、もう少し詳しい情報を、教えてほしいの。」
「…分かりました。」
私と博士は、博士の研究室へと向かった。
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