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ジュセ

[ジュセ]

キャラID
: XZ412-052
種 族
: プクリポ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 124

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ジュセの冒険日誌

2015-09-13 02:33:14.0 2015-09-13 02:34:05.0テーマ:その他

【ジュセの旅行記】 二日目⑦ おやすみ

話し合いを終え、私と博士は部屋へと戻った。
程なくしてシュピも城内見学を終えて戻ってきた。
「ただいまー!」
「おかえり。シュピちゃん、お城の中は楽しめたかしら。」
「うんー、すごかったよー!あのねあのね…」
喜んで感想を述べるシュピの後ろで、案内人がやつれた表情をして立っている。
やはり初対面の人にシュピの世話は荷が重すぎたのだろう。
ふと目が合ってしまったので、私は申し訳なさそうに頭を下げる。
彼はすぐに笑顔を作って首を振るも、目は笑っていなかった。
「さてと、みんなお腹がすいたでしょ。厨房にご飯、頼んであるからいただきましょ?」
「わーい!お城のごはんだー!たのしみー!」
待ってました と、シュピは飛び跳ねる。
「あはは、落ち着いて。じゃ、ちょっと配膳してもらうように言ってくるわね。」
「博士、それなら私が…。」
「いいのよ、お疲れのようだし。戻ってもらって大丈夫よ。」
博士は案内人の申し出を断ると、ちらりと私を見て部屋を出て行った。



「むふー!ふぉっふぇもおひー!」
シュピはお寿司を頬張りながら訳のわからない事を言っている。
「もう、行儀悪いよシュピ。もっとゆっくり食べて。」
私はシュピにお茶を差し出す。姫に憧れるのは勝手だが、この調子じゃ間違ってもパーティーなどに出せたものではない。
「ごくごく…ぷはー! だっておいしいもんー!おいしいものは全力でたべなきゃ失礼なんだよー!」
「なるほどね。確かに作るほうとしては、欲望のままにむしゃぶりついてくれたほうが、なんか嬉しいかもね。」
独自の理論を展開するシュピに、博士が同調する。
「ジュセさんこそ、あんまり食べてないみたいだけど。」
博士は私のお皿を見て言う。
「いや…なんか、食欲が湧かなくて。」
今後の事を思うと、食べ物がのどを通らない。
「だめよ。食べられるときにいっぱい食べとかないと。あなたがしっかりしないとだから、ね。」
「そうだそうだー。作った人がかなしむよー。」
「む…わかったよ。」
2人に促され、ゆっくりとお箸を進める。食べたお寿司は、しょうゆと酢の味がした。



「んー…。」
突如、シュピがふらっとよろける。
「大丈夫?」
「うんー、だいじょうぶ…。でも、ちょっとねむいかなー…。」
私はシュピの体を受け止め、博士を見る。
「…やっぱり疲れてるのかもね。ちょっと早いけど、寝床へ案内しようかしら。」
博士はうなずく。
「うんー、おねがいー…。ごめんねー、ジュセ。お先おやすみー…。」
「う、うん。おやすみ。」
シュピは博士にもたれながら、部屋を出ていく。

「シュピ!」
「なーにー…?」
「いや、その…。」
「ん…聞こえないよー。」
「…えっと、ありがとう。…おやすみ。」
「ぷっ、へんなのー…。」

私は二人を見送った後も、しばらくドアを見つめ続けていた。
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