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ジュセ

[ジュセ]

キャラID
: XZ412-052
種 族
: プクリポ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 124

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ジュセの冒険日誌

2015-10-01 23:46:29.0 2015-10-01 23:56:37.0テーマ:その他

【ジュセの日記】 8/6 爪あと

今日は、モリナラ大森林へと討伐に向かった。
凶悪な魔物が闊歩する危険な場所だが、リターンの大きい討伐依頼があったため思い切って受注することにした。
最近、とても戦いの調子が良い。
どう良いか と聞かれると答えづらいが、敵の攻撃を上手く避けられるようになったり、こちらの攻撃が急所に何度も当たったり。
地味レベルではあるが、以前より確実に強くなっている気がする。



だがそんな自信を持ってしても、八つ裂きアニマルは強敵だった。
ふざけた名前からは想像もできないくらい凶暴で、激しい雄叫びでこちらが怯んだ所を鋭いツメで切り裂こうとしてくる。
動きも俊敏で、なかなか攻撃のチャンスが巡ってこず、防戦一方となった。
きりが無いので諦めて逃げようかと考えた時、私は奴の雄叫びをまともに浴びてしまう。
まずい。やられる。
奴はしりもちをついた私を確実に仕留める為に、力を溜めて次の一撃の強化をはかろうとした。
しかし私はその隙を見逃さなかった。
朦朧とする意識の中、腕に全ての力を込めて奴に剣を投げつけてやった。
―グォォォ…。
太いうめき声が聞こえたかと思うと、大きな地響きが起こった。
意識がはっきりしてくると、私の横に奴の巨体が倒れこんでいる事が分かった。
「ふぅぅ…。」
私は汗を拭うと、動かなくなった奴の額から剣を引き抜いた。
少し休憩した後、私はドルバイクに乗り込み、報告に戻る事にした。



「アンタ、あの八つ裂きを倒したのか?すっげぇな。」
報告を受けた討伐隊員は驚愕した。
「アンタも強くなったよなぁ。日に日に討伐する魔物のグレードが上がってるもんなぁ。」
「正直、かなり危なかったですが。運に助けたれたところも大きいです。」
私は謙遜する。
「そうかい。…しかし、そんな魔物どもが討伐リストに並ぶのがザラになったってのは、厄介な事だよなぁ。昔はスライムやらどくイモムシやら、可愛いのしか居なかったのによ。」
「何か、あったんでしょうか。」
ため息をつく隊員に質問する。
「魔瘴だよ、魔瘴。」
「魔瘴…。」
私は顔をしかめる。
「最近、各地で魔瘴が活発化してやがるんだよ。どういう原理かは知らねぇが、あれに触れると凶暴化して、最悪死んじまうんだと。聞いた事ぐらいはあんだろ?アンタの国の王さんも、それが原因で崩御したらしいしな。」
「…はい。」
「王都のほうじゃ、研究も活発に行われてるらしいがな…。成果が公表されない所を見ると、お察しなんだろうなぁ。冥府の王の復活が近いとか言ってる奴も居るし…。んなスケールのでけぇ話になっちゃ、俺らじゃますますどうにもなんねぇよなぁ。」
「…そうですね。」
私達がいくら強くなろうと、大いなる力の前では塵同然だ。
「ただ私達に出来る事は…その時が来るまで、今の大切な生活を守り続ける事だと思います。」
「ん…あ、ああ。そうだな。」
私は報酬を受け取ると、帰路についた。



「ただいまー…。」
「おかえりーっ!」
シュピが出迎える。
「きょうもおつかれだねー、ジュセー。」
「うん。強い敵と戦ってね。ちょっと危なかったよ。」
「もー、むちゃしちゃだめだよー。」
ちょっとどころではなかった気もするが、そこは誤魔化しておいた。
「そうするよ。ところで、ご飯は?」
「…うんー。それがねー…。」
シュピは少し悲しい表情になり、キッチンから料理を持ってくる。
「く、黒い…。」
「えへへー…。」
それはかろうじて、スタミナライスだと言う事が分かった。
「シュピが料理失敗なんて、珍しいね…。」
「うんー。ごめんねー…。」
シュピは肩を落とす。
「いいよ、ちょっとぐらい。いただきます!」

私は変な汗を出しながら、焦げたスタミナライスを食べきった。
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