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ジュセ

[ジュセ]

キャラID
: XZ412-052
種 族
: プクリポ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 124

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ジュセの冒険日誌

2015-12-12 08:44:09.0 2015-12-12 15:36:17.0テーマ:その他

【母の手記】 10.治療法を探して

再び、二人の生活が始まりました。
その内容については、【ジュセの日記】の方が詳しいと思います。
魔瘴に侵されていても、やはり、シュピさんはシュピさんでした。
長年培ってきたコンシェルジュとしての能力は、全く衰えていませんでした。
討伐任務で忙しいジュセを、掃除や料理など、家事面で大きく助けたのでした。
また、優しい心も変わっていませんでした。
ジュセは生活を守りたいあまり、無茶な行動に出ようとする事が多々ありました。
つい弱音を吐いてしまう事もありました。
シュピさんは事情は知らなかったでしょうが、そんな時はお構い無しに、シュピさんなりの方法でジュセを励ましました。
今度は自分がシュピさんを支える番だ と誓ったジュセでしたが、知らない間に自分も支えられていたのです。
二人の間には、互いに支えあうという新たな関係が築かれていたのでした。



その一方で、治療法探しも忘れませんでした。
ジュセは討伐の合間を縫って、ツスクルの村へと足を運びました。
魔瘴をコントロールするエルフ・世界樹の神秘について、少しでも情報を提供してほしいと、住民に何度も頼みました。
しかし医者が言っていたように、余所者に対する風当たりが強いこの地では、必死になればなるほど住民は不信感を強め、口を閉ざします。
代々受け継がれてきた神秘を、見ず知らずの者にそう簡単に伝えられるわけが有りません。
ジュセもそれは分かっていました。
でも、たった一人のか弱い者すら救えない神秘に一体どれ程の価値があるのか?
住民にあしらわれ続けたジュセは、ある時、我慢できずその思いをぶちまけてしまいます。
頭に血が上っていたとはいえ伝統を侮辱してしまい、もう協力は見込めないだろうと感じたジュセは、村を去ろうとしました。
その時でした。
ある男性の老エルフが、ジュセに声をかけてきたのです。
老エルフは世界樹の研究者でした。
世界樹を伝統的な側面のみで捉えるのではなく、様々な角度から捉え、生きとし生ける者全ての遺産として未来へと受け継いでいく…。
そういった思想を掲げ、活動されている方でした。
そのため彼を良く思わない者も多かったですが、豊富な世界樹の知識を持っている事に関しては一目置かれていました。
彼はジュセの必死の思いに応え、協力してくれる事になりました。
異国の地での初めての協力者に、ジュセは感極まって、泣きながら何度も頭を下げたのでした。



二人は世界樹へと赴き、ジュセは老エルフから"世界樹の雫"と呼ばれる水を受け取りました。
世界樹の枝をつたってきた水滴を集めたもので、元々は老エルフが研究のため収集していたものでした。
生命力を活性化させ、穢れを弱める力があるため、魔瘴中毒にも一定の効果を示すと考えたのでした。
ジュセは早速それをシュピさんに飲ませ、様子を見ました。
しかし非情にも、目立った効果が現れる事がないまま時間は過ぎて行きました。
これは失敗だ。
そう感じたジュセは、老エルフが提示した、もう一つの方法をとることにしました。
それは、王都カミハルムイのハネツキ博士に協力を仰ぐ事でした。
ハネツキ博士は魔瘴研究の第一人者で、老エルフの弟子でもありました。
老エルフに紹介状を送ってもらうと、すぐにジュセの元に返事が届きました。
「一度王都カミハルムイに出向いてもらい、シュピさんの状態を調べさせてもらえないか。」
手紙には、そういった内容の文章が書かれていました。
魔瘴中毒の関係で、人の多い街中へ行くのは不安でしたが、それについては色々と配慮してくれるとの事でした。
それに、家に閉じ込めっぱなしのシュピさんに、たまには外の世界を味わってもらいたいと考えていました。
色々な意味で、この機会は非常に重要だったのです。


少し考えた後、ジュセは、"旅行"という形で、王都行きを決意したのでした。
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