ねこの冒険日誌

私が現在プレイ中のゲームはこちらです。

・WiiU「ドラクエ10（裁縫）」
・SFC「風来のシレン」
・GC「ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡」

「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」、
こちらはマイペースで遊びたいので温め中です。
新作を新鮮なうちに遊ぶ喜びもあるし、
ゲーム会社にとってはすぐに買ってもらいたい、
そのこともゲームファンとして分かっているけれど、
最近のゲーマーやユーチューバーを見ていると、
盛り上がるけれどクリアしたら終わりという人が多く、
それが私にはただ消化しているだけの下品な遊び方に思えて、
そうはなりたくないというささやかな抵抗でもあります。
あとはネタバレを完全に防ぐためですね。
発売されて間もない頃が一番どこでも皆語りたがるし、
WiiU「ゼノブレイドクロス」の時は、
ドラクエ10プレイヤーに致命的なネタバレをされる、
今でも根にも持っている辛い過去があるので。

私が先に挙げた3タイトルもがっつりは遊んでいません。
攻略メモを取りながら少しずつ進めています。
「ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡」は、
今年の4月に初めて、まだ第13章です。
ストーリーを見てその日は終わり、
マップを見て戦略を練るだけでその日は終わり、
拠点で準備を整えるだけでその日は終わり、
戦闘も1度で終わることはありません。
でも、その1日の短い時間はとても満足できるものであり、
楽しかったという感情で終わる、
これが私にはとても大事なことであり、
ゲームをしていて幸せに思う大切な瞬間なのです。

そして、この3タイトルに共通する楽しさ、
それが「大魔王ゾーマへの挑戦」にもあることを、
今回は書きたいと思います。

「大魔王ゾーマへの挑戦」は育成不要で、
リプレイならすぐにゾーマと戦うことができます。

まずこれが素晴らしいですね。
ドラクエ10の育成や準備と言うと、
単純作業の尋常ではない積み重ねやたらい回しが多く、
お世辞にも楽しいとは言えません。
それが全くないから余計な時間を使わずに済むし、
昔からずっとドラクエ10を遊んでいる人も、
まだドラクエ10を始めたばかりの人も、
公平にすぐに遊ぶことができる、まずこれが良いのです。

しかし、私が勧めたいのはサポ攻略です。
自分と同じくらいの経験や価値観を持つ人と遊べれば、
それが間違いなく一番楽しいけれど、
そんな人を探すなんて今では不可能に近いでしょう。
だから、いつでも気楽に遊べるというメリットもあるし、
私はサポ攻略をお勧めします。

では、ゾーマとのバトルの何が面白いのか？

それは「正解を見つける」楽しさです。

ゾーマの攻撃は覚えられるくらいの種類と数があり、
それぞれ分かりやすい特徴があります。
まずこれを理解する。
逆にプレイヤー、特に勇者には、
その攻撃に対処する方法がちゃんと用意されています。
それを見つけ、適切な行動をする。
自分の立ち回り方が分かってきたら、
今度は味方のサポート仲間が何をするかを読みながら、
どこまで危険を冒して攻撃を差し込めるかを試み、
無駄のない戦い方ができるようになると、
とてもスマートに格好良くゾーマを倒せるようになり、
まさに勇者になったような気分を味わえるでしょう。

特に深く考えもせず何となく強引に戦って苦戦をする、
だから嫌だ、全滅することもあるからゲームバランスが悪い、
繰り返し遊んでも報酬は特にないからやる意味がない、
だから報酬を貰ったらそれで終わりだ、つまらない、
このような感想を抱いた人は、
ゲームの楽しみ方を見失っているのではないでしょうか？

ドラクエ10には、
時間稼ぎが目的と思われるやり込ませ要素、
開発運営にとって都合が良い課金要素、
そういったものがとても多く、
私はそういったものには断固反対の立場を取る者だけれど、
それにどっぷりと浸かり、
肯定するにしろ否定するにしろ、
それが当たり前の環境だと思うようになると、
すべてが疑わしく見えてくる、
そういう心情になってしまうのも理解できるけれど、
ゲームの面白さを判断し、
それを言葉にして発するのであれば、
ただ感情に身を任せて不平不満をぶつけるのではなく、
まずは自分が正しい判断をできる状態であること、
それが最低限の礼儀であり、
言葉を発する者の責任だと思います。

ゲームをしていて楽しいと思う瞬間はありますか？
それを大切にしましょう。
そして、楽しさが感じられない時があったら、
その原因は何なのか？
それを少し考えてみましょう。
本当につまらないことが原因なこともあれば、
偏見や自分の理解不足が原因なこともあります。
もしそれでそのゲームと縁が切れてしまったら、
私はあまりにももったいないと思います。