ねこの冒険日誌

SFC「風来のシレン」のフェイの最終問題、
13回目のクリアを達成しました。
今回は縛りプレイによるものです。

・透視の腕輪なし
・ジェノサイドの巻物と白紙の巻物なし
・トド狩り含む稼ぎプレイなし
・アイテム無限増殖なし
・強化の壺なし(出なかっただけ笑)

まあ、結果的にはというのもあるけれど(笑)

しかし、縛りプレイというよりも、
SFC「風来のシレン」をより面白くする改善プレイでした。

YouTubeなどで他の人のプレイ動画を観ても、
透視の腕輪が出たら、
これでクリアが近くなったと当たり前のように装備し、
ジェノサイドの巻物もしくは白紙の巻物が出たら、
当たり前のようにアークドラゴンを根絶やす、
これを殆どの人は何の疑問もなくやっているけれど、
よくよく考えてみたら、
透視の腕輪を使うと、
どこからどのタイミングでモンスターと遭遇するか、
そのゲーム性がなくなり、
ジェノサイドの巻物もしくは白紙の巻物を使うと、
これは60F以降のテンポが良くなるからと言うけれど、
アークドラゴンとイッテツ戦車というのは、
HPを削られながら進むというゲーム性があり、
それらを使うことはショートケーキから苺を取るような、
もったいないことでもあるんですよね。

フェイの最終問題は36Fが壁と言われ、
盾の強さは40以上が推奨と言われるけれど、
今回私がクリアした時の盾の強さは27で、
これでも強敵と戦い合えただけでなく、
使い捨ての盾の強さはこれを基準に考えられている、
そういったことも気づかせてくれました。

私は気に入ったゲームは、
このように面白さの本質にまで触れたいので、
ドラクエ10でも何か面白さが増す遊びはないものか、
少し考えたりするのだけれど、
それがなかなか見当たらないんですよね。

例えば、私が好きな職人の裁縫。
店売りの銅のさいほう針で皮のてぶくろの大成功を作る、
これをYouTubeでやっている方がおられたけれど、
遊びとしてはあまりにも狭く小さく、
成り立つのはイベントという形を取っているからで、
1人でこれをやっても虚しいだけでしょう。

バトル関係は育成という膨大な時間が必要になるので、
考えるだけ無駄、論外です。

一応、私の持っている5キャラの中の1キャラは、
縛りプレイ用に育ててあるものがいるけれど、
もしそれが4キャラいれば何かできるかもしれないけれど、
1キャラだけ縛りでも残りのキャラが強かったら、
それはもうサポ任せプレイになってしまいますからね。
新しいアカウントを作って新たに3キャラを作る、
なんてことをするほど、
私はもうドラクエ10に対する情熱はないし、
アップデートで仕様変更が毎回あるゲームなので、
少しでも仕様変更があればすべて水の泡になります。

最近は口笛特化の遊び人を新しくキャラを作って育成する、
そんなプレイヤーもいるけれど、
仲間モンスターにある使用特技設定、
これがサポート仲間にも実装される可能性だってあるのに、
一応これは安西ディレクターは否定していたけれど、
考えだけなら変わるものだし、
ディレクターが変わればすべてが変わることもあり、
実際、達人のオーブではなかったことにされたこともあるのに、
よくそんなことに自分の大切な時間を捧げられるものだと、
私の価値観では理解できないあり得ないプレイで、
こういうことはしたくはないのです。

そういうことも見越すと、
ドラクエ10は実に縛りプレイには不向きなゲームなんですよね。

となれば、SFC「風来のシレン」、
やはりこのゲームが本当に特別なのでしょう。
ゲーム全体がそのように作られており、
いくらでもどんな縛りプレイをも可能にしてくれるのですから。

また、昔と今のゲームの在り方の違い、
また、昔と今のゲームクリエイターの考え方の違い、
もちろん、これもあるでしょう。

ユーザー、つまりはお客さん、
その声を聞いてその意見をすぐにゲームに反映させる、
最近はそういったゲームがとても多くなってきて、
特にスクエニは体験版の段階からユーザーの声を聞きながら、
という作り方をよくされているけれど、
それは一見するとお客さん思いで良いことのように映るけれど、
ユーザーなんて声は大きくても所詮はゲーム作りの素人であり、
結局は既存の物との比較でしか物は語れず、
それ故、そんないい加減な戯言にいちいち耳を傾けていたら、
ゲームの仕様は中途半端で不安定なものになりやすく、
仮に良い物ができたとしても無難なものになりやすい、
それも悪い原因としてあるのではないかと私は考えます。

だから、今のゲームクリエイターの皆様に私はこう言いたい。
ガンコであれ、イッテツであれ。
その放った弾はユーザーを増殖させる可能性があると信じて。