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一人前の庭師

フィンク

[フィンク]

キャラID
: DK849-813
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 魔剣士
レベル
: 130

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フィンクの冒険日誌

2022-04-19 07:58:37.0 2022-04-19 09:29:15.0テーマ:フレンド

同苦の誓い(前編)

「人間万事塞翁(さいおう)が馬」、
という諺(ことわざ)がある。


昔の中国の北の国境の塞(とりで)の近くの村に、
占いの得意な翁(おきな)が住んでいた。


ある時の事、
翁の飼っている馬が、逃げ出してしまった。


村人達は、皆、
翁の不運を、慰めた。


すると、翁は、
これは、幸運の兆しであると言った。


翁の言葉通りに、
逃げ出した馬は、立派なつがいの馬を連れて、
翁の元へと帰って来たのだ。


村人達は、皆、
今度は、翁の幸運を、祝った。


すると、翁は、
これは、不運の兆しであると言った。


翁の馬が連れ帰って来た、立派な馬に、
翁の息子が、手懐けようと乗ろうとした時、

翁の息子は、
馬に振り落とされて、足の骨を折ってしまった。


村人達は、皆、
今度は、その不運を、慰めた。


すると、翁は、
これは、幸運の兆しであると言った。


しばらくすると、
国境の向かいの国との戦争が始まったのだが、

足の骨を折った翁の息子は、
兵士として戦争に駆り出される事はなかった。



このように、幸運と不運とは、
決して、絶対的なものではなく、

状況に応じて、時に、入れ替わる、
相対的なものでしかないのだ。

例えば、
僕達が、よく聞くのは、

宝くじに当たったがゆえに、
むしろ、最終的に、不幸になったとかである。


ある瞬間で切り取った時には、
宝くじに当たったという事は、
確かに、幸運な事なのだろう。


しかし、その事をきっかけに、
むしろ、不幸になったのでは、


長い目で見た時に、

果たして、それは、



本当に幸運だったのか?



という疑問が湧きはしないだろうか?



裕福な家に生まれたばかりに、
わがままに育ち、不幸になる人もいる。


貧乏な家に生まれた事をバネとして、
たくましく育ち、幸福になる人もいる。



つまり、ある一瞬だけを切り取って、

それが、最終的な、幸福や不幸に繋がるような、

幸運だとか不運だとかという事は、

結局のところ、誰にも、わからないのだ!



それは、最後の最後まで、

終わってみなければ、わからないし、

それでも、なお、わからない事だってある!



でも、このわからないという事を、
敢えて、開き直ると、



それはもう、どう捉えるかという、
解釈の違いでしかない、という事になる。



解釈の違いだなどとは、
なんて能天気で、悠長な事を言うんだ?!


と思うかも知れないが、
もちろん、何の根拠も説明もないわけではない。


という訳で、後編では、
その解釈について、説明していきたい。
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