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一人前の庭師

フィンク

[フィンク]

キャラID
: DK849-813
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: レンジャー
レベル
: 130

ライブカメラ画像

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フィンクの冒険日誌

2023-08-28 10:09:33.0 2023-08-28 12:43:01.0テーマ:その他

平家の興亡 前編

平安の昔、

それは、後に大きな力を持つ事になる武士が、

貴族達に、まるで犬のように扱われ、

彼等の気まぐれな権力闘争に振り回され、

代理戦争をして命を散らす、という、

武士にとっては、未だ不遇の時代でもあった。



そして、それは、

かつての天皇を祖に持つ、武士の名門、

「源氏」と「平氏」にとっても、

何ら変わる事のない、厳しい現実だった。



そんな風に、武士の身分が軽んじられ、

まるで消耗品のように扱われる命を救おうと、

平氏の棟梁、平忠盛は、

武士の身分向上の為に、志を秘め立ち上がった!



彼は、朝廷にとって求められる、

模範の武士であり続け、着々と力を蓄え、

次第に、朝廷内での影響力を強めていった。



その忠盛は、志半ばで亡くなったのだが、

彼の死後、跡を継いだのは、

かの平清盛である。



清盛の時代になり、

彼は、朝廷より冠位を賜り、

平氏は、晴れて、

貴族の仲間入りを果たしたのだった!



そして、この出来事を境に、

以後、彼等は、「平家」を名乗った。

もちろん、この出来事を快く思わない、

冠位の高い、古くからの貴族達もおり、

陰湿な嫌がらせや、軽んじられたりもしたが、

平家は、その後も力を付け続け、

逆に、彼等を追い落とすまでになった。



貴族の仲間入りを果たしたといっても、

そもそも、平家は武士の一門である。

皆、その、物理的な軍事力には怖れ慄いた。



貴族達を押し退け、都を牛耳ると、

「かむろ」と呼ばれる子供達を、

人々を監視させる為に放ち、

平家の陰口を叩く者を、容赦なく弾圧した。



先人達の志と苦労を知らない、

平家の一門の坊々からは、

「平家にあらずんば人にあらず」、

という暴言までが吐かれ、

乱暴、狼藉を働き、横柄な平家達に対する、

都の者達の怒りは、頂点へと達した!



かつての貴族達の残酷で横柄な姿、

それが、今や、

かつて、それを憎んだ平家の内にあるのだ!



それを変える為に!

立ち上がったにも関わらず!

朝廷の奥深くに、喰い込めば喰い込む程に!

そこに充満する瘴気に、その身を呑まれ!

その身を魔物へと、変貌させていってしまった!



それは、まるで!

権力者達の内に巣食う魔物が!

貴族達から平家へと!

新たな宿主を求めて!

憑依したかのようでもあった!



「いったい、どこで間違えただろう…?」

「どこで狂ってしまったのか…?」

「かつて、あれ程までに憎み、

 殺してやりたいとさえ思った奴等の姿が、

 なぜ、今、我等の内にあるのだ…?!」



かつて、平家を取り立てはしたものの、

その後、対立する事となり、

幽閉の身となった後白河法皇は、

遂に平家討伐令を出した!



その勅令を受けた、

源頼朝と東国の武士達は、

平家打倒の為に挙兵!



平清盛は、病の為に、都にて亡くなったが、

残された平家の一門は、都を追われ、

追討軍との戦の末に、西国にて果てた。



栄耀栄華を誇り、

一時は、権勢を欲しいままにもしたが、

それは、ただの、夢のようでしかなく、

儚くも、崩れ去るものでしかなかったのだ。
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