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元騎士

ザラターン

[ザラターン]

キャラID
: ER367-139
種 族
: オーガ
性 別
: 男
職 業
: バトルマスター
レベル
: 130

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ザラターンの冒険日誌

2013-06-10 02:25:24.0 2013-06-10 02:53:13.0テーマ:魔法の迷宮

日誌を書いた!

              【バズズ】



その名を初めて聞いたのは、まだおれがハナタレ坊主の頃だった。

歳の離れた兄が読み聞かせてくれた、大冒険の物語。

物語の名は確か・・・【悪霊の神々】。



遙かな昔、ここではない、どこかの世界・・・

世界中を恐怖で震撼させた、邪教の軍団があった。

その邪教の長である、大神官が使役したという、恐ろしく強大な力を持つ三柱の大悪魔。


その一角が、【バズズ】だった。



その他にも、【バズズ】が登場する物語はいくつかあるが、一番印象に残っているのは「悪霊の神々」において他にない。

その物語では、救世の勇者達と刃を交え、激闘の末、自己を犠牲にした自爆呪文で壮絶な最期を遂げた大悪魔。

敵役とはいえ、おれは恐怖と同時に、畏怖の念すら抱いたものだった。



それから年月はながれー・・・




おれは今《魔法の迷宮》の、大広間へと続く扉の前にいる。

何の因果か知らないが、この先に待ちかまえるのはその大悪魔である。


かつて勇者達が繰り広げた物語。
その全てをなぞってきたと思うが、まさか一介の冒険者である自分がその舞台に立つ日が来ようとは。


【この世界】のバズズは、「悪霊の神々のバズズ」とは異なるもの。それは解っている。

その上、この魔法の迷宮で起こる出来事は全て、まるで白昼夢の様で、現実味がまるでない。それでもー・・・


それでもおれは、高鳴る鼓動を押さえられないでいた。







おれはこれから、伝説の魔物と戦うのだ。

このアストルティアで出会い、一緒に冒険をしてきた仲間たちと共に。








迷宮の最奥の扉の前

おれは仲間たちを見渡し、口を開いた。





ザラ   「あ、次いつ来られるか解らないんで」

ザラ   「バズズの前で記念写真でも撮りますかw」




さ、さあ、やろうかバズズ。

写真撮る前に、うっかり触れないようにしなくては!!!

いやホント!

              ~~~つづく~~~~
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