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元騎士

ザラターン

[ザラターン]

キャラID
: ER367-139
種 族
: オーガ
性 別
: 男
職 業
: バトルマスター
レベル
: 130

ライブカメラ画像

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ザラターンの冒険日誌

2022-08-20 10:54:55.0 2022-08-20 21:12:20.0テーマ:10周年記念(8/31まで)

10年、轍(5)

十年で、二度目の恋愛。

☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆


出会い自体は、相当な昔。
感じの良い人だな、という第一印象だった。


ある時期からおそらく、
彼女の方から、さりげない好意を
寄せていてくれたのだと思う。


前の失敗もあり、しばらくは少し、
警戒気味だったおれだが…
所轄モテた事などなかったので、
非常にチョロかった。


(;゜口)< い、いや…彼女を
    信頼に値する人物だと
    見極められたからでしてね…!?
    決して、勢いなどでは…!


…互いを『相方』と呼んだ事は多分無いけど。
いつの間にか、自然と
そういう関係になっていた。


物腰柔らかく、
どちらかというと物静かなタイプで、
真面目な勉強家。
地に足をつけて歩く現実主義な人で、
決して心に闇を寄せ付けなさそうな。
そんな、しっかり者だった。

表面上には共通点も多いが、
本質的には、彼女はおれと
『真逆』。
そう言っても
過言ではなかったかもしれない。


(;゜口)< 誕生日も、筆者と
     きっちり正確に半年ズレてて、
     星回りの上でも真逆という。



人として、尊敬するべき部分が
沢山ある人だった。

しかし…

こと『 冒険者としての彼女 』に
おいてのみ語るなら、おれは特に
惹かれていた訳ではなかった。


感性や感覚が違いすぎていた
せいかもしれない。


例えば…
リアルな話になるが、
ゲームソフトを買ってきたとしたら。


彼女は起動と同時に多分、
攻略サイトも開く。

そして、適度にお勧め情報を追いつつ、
なるべく取りこぼしの無いように
ばっちり進めたいタイプ。

ついでにストーリー以外の、
小ネタ動画なども観ながら、
作品を多角的に楽しんでいく感じだ。


(゜口)< 最近はそういう人も
         多そうよね。


おれなら逆に、
遊ぶのを楽しみにしてた作品ほど
なるべく外部情報を遮断し、
自分の心ひとつだけを頼りに、
その世界に込められた魅力を探しながら
楽しんでいきたいタイプ。

効率や見落とし、取りこぼしなどは、
あまり気にしない。


(゜口)< それらが気になるほど
     愛せた作品ならば、
     攻略情報等を解禁して
     2周目です!←



…二人一緒にストーリーを進めていても、
おれが景色に感動して立ち止まり、

『 ここ綺麗だな~ 』と

打ち終わる頃には
彼女はすでに、遥か先へ
進んで行ってしまっている。
…そんな感じ。



…しかし二人とも、
『ゲームを真面目に楽しんでいる』という
姿勢においては、間違いはないのだ。


そこにあったのはただ、
『価値観の相違』と言うやつ。


『 こだわり 』とは、
己こそが持つべきものであって、
決して人に強要するものではない。

おれと彼女で感性が違ったって、
価値観が違ったって。

お互いを尊重できるのなら、
それはきっと些細なことだ。



…当時、そう断じたのが、
最初の間違い、
だったのかもしれない。


(;゜口)< たかがゲームの
     『 冒険観の違い 』…
     これって案外、
     侮ってはいけない
     要素だったのかもしれません。


~つづく~
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