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元騎士

ザラターン

[ザラターン]

キャラID
: ER367-139
種 族
: オーガ
性 別
: 男
職 業
: バトルマスター
レベル
: 130

ライブカメラ画像

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ザラターンの冒険日誌

2022-09-17 10:35:57.0 2022-09-17 11:53:58.0テーマ:その他

10年、轍(9)

2021年。
彼女のdqxへ対する『飽き』は、
更に進行してしまっていた。

週末ギリギリでやれる事もあった
万魔の塔も、遂に行きたがらなくなり。

コインボスの実装日に
居ないことも普通にあったり…


決定的だと思ったのは、

『 オーガ♂に似合わんような
 可愛い系のしぐさ書を
 ツールで当てたんだけど、
 良かったら貰ってくれんかね。 』

…という おれの問いに、

『 自分で使うか、売るかしなされ 』

と返答された事。

…これまでは、普通に受け取って
くれてはいたのだ。



【 遠からず彼女は、
 アストルティアから
 去るつもりなのではないか 】



…そんな予感が胸に渦巻いたが…

それを問うてしまうと、『その日』が
その分、早く訪れてしまいそうで
おれは何も聞けなかったのだった。


でも…彼女がdqxを引退するとしても、
リアルで隣にいてくれるというのなら。
それはきっと、
別に寂しがるような事じゃないはず。



☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆


それより問題は、
これからの自分の『身の振り方』だ。

彼女と一緒になるとすれば、
リアル注力による多忙で、
きっとdqxに割ける時間は
大幅に減る事になるだろう。

彼女の他にも『縁』はあるし、
簡単に引退するつもりはないが…


日誌に書けるほどの冒険は
しなくなるかもしれない。
そうなれば…


【 ザラターンの冒険日誌 】、


いっそ終わらせてしまうのも
ありかもしれないな…

結婚報告が最終回、だなんて。
着地点としちゃ、満点じゃないか。

なんとなく、そんな野望を抱く。


(゜口)< 全てが上手く進んでいれば…
     キリのよい、
    この【10年、轍】を以て我が日誌、
    閉じていたのかもしれません。
    
    残念ながら…
    逆に勢い増して
    お届けしておりますがッ



物事に飽きるのは、仕方ない。


たがおれたちは
dqxで共に過ごした時間こそが
『軸』になっている関係だ。

『インして一緒に遊ぼう!』とは
言わないまでも、少しくらい話す時間は
あったほうが良いんじゃないのか…


今週末、9ヶ月ぶりに会う予定なのに
木曜になっても音沙汰がない彼女を想う。

『 熱しやすく冷めやすい性格なんだ 』

…いつか彼女が語った事を
ぼんやりと思い出した。


(;゜口)。0( もしかして…
      dqxだけじゃなくて、
      おれも飽きられて…? )


…でも久しぶりに会った彼女の
ニコニコ笑顔に、
そんな おれの不安は一瞬で、
嘘のように吹き飛ぶのであった。


大丈夫、彼女はしっかり者だし…
おれが言わなくても、
きっと色々考えてくれているのだろう。


(゜口)< 単純な野郎。


2021年、秋。

その年、2回目に会った際…
遂に、二人の将来についての
話になった。

彼女は、おれよりも
コロナの動向に敏感だったので、
このタイミングでこの話が出る事は
少し意外だった。

或いは、彼女はこの時すでに。
おれを切り捨てるかどうか、
『見極めようと』していたのかもしれない。


しかし、おれとしては、
逃げ出すつもりもなければ、
彼女が進展を望むのなら、
特に異論もなかった。


ゆえに相談の結果、
話を具体的に前へと
進めてゆく事に決まる。


『 頃合いを見て、
 彼女の地元へと引っ越し、
 新たな生活を始める。 』


そのための、準備を進めてゆく。

こちらとしては、
色々なモノを捨てることになるが…

まあ、おれが我慢して
全てが上手く回るのならそれでいい。
『 誰かと一緒になる 』って、きっと
そういう事だから。


前途は明らかに多難。
不安だらけではあるが…

でも。

希望も勇気も、どんどん湧いてくる。
何故ならば。



おれは、一人じゃないから。


きっと、何とかなるさ。



そう、腹をくくった。


だが。



……彼女から、

『 婚約の白紙撤回 』
『 別れる事も視野に入れている 』

と、連絡が入ったのは、
それから実に、十日も経たない、
ある日の事であった。


(;゜口)<  大丈夫…おれは
     一人ではないかr…ん?   
      一人d…はい?



 


        『 えっ? 』





~~つづく~~
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