目覚めし冒険者の広場-ドラゴンクエストXプレイヤー専用サイト

元騎士

ザラターン

[ザラターン]

キャラID
: ER367-139
種 族
: オーガ
性 別
: 男
職 業
: バトルマスター
レベル
: 130

ライブカメラ画像

2D動画 静止画
{{ photoImg }}
さつえい日  :  {{ photoDate }}
さつえい場所  :  {{ photoZone }} ({{ photoWorld }})
{{ photoImg }}
  • エントリーナンバー : {{ entryNo }}{{ optionalYear }}
    {{ entryTitle }}  {{ charaName }}
{{ photoImg }}
{{ entryTitle }}
{{ mangaImg1 }}
{{ mangaText1 }} 
{{ mangaImg2 }}
{{mangaText2 }} 
{{ mangaImg3 }}
{{ mangaText3 }} 
{{ mangaImg4 }}
{{ mangaText4 }} 
  • エントリーナンバー : {{ entryNo }}
    {{ charaName }}

ザラターンの冒険日誌

2023-01-07 22:07:20.0 2023-01-08 19:59:56.0テーマ:その他

空を目指して(7)(ver6.1までのネタバレ注意)

今より遡ること、3000年の昔…
ドワチャッカ大陸に
高度な文明を誇りし3つの大国あり。

跳梁跋扈の、時の大陸切り拓くは
【大地の三闘士】と呼ばれし英雄達。

それぞれが興した、三つの王国。

すなわち…


閃光王カブに連なるガテリア皇国。

震天王ナンナに連なるウルベア地下帝国。

そして、賢哲王ドルタムに連なるドルワーム王国。


ガテリアに伝わりし技は、
ドワーフの文明を飛躍的に豊かにした。

ウルベアに伝わりし炎は、
ドワーフの敵をことごとく薙ぎ払った。

ドルワームに伝わりし炉は、
太陽の力すらドワーフの力とした。


おお…崇めよ。讃えよ。


『 ららー♪我らが王国♪
  我らが大地の三闘士~♪
  …ってね!


…激しい剣戟の音に混じって、ハープの音色と
吟遊詩人の歌が、癒しのメロディとなって鳴り響く。大した戦闘能力をもたないエスタータだが、
旅芸人や踊り子のように、
歌に魔力を乗せることはできるらしい。


『 いけぇー!負けるなー!

『 やれやれ、外野で呑気に演奏会かよ。


ツキモリはいつもの嘆息だが、
回復手段があるのは正直心強い。


『 で!?


☆   ☆  ☆   ☆   ☆


『 院長!こいつはウルベア産かい?
  ガテリア産かい?
  それとも…うおっとと!!


生き物のようにうねる機械じかけの尾から、
無数の矢が放たれる!
奴の背中側に回り込んで事なきを得たが…
鋼鉄のボディは、一瞬にして180度半回転して
こちらと軸を合わせてきた。

ほとんど付け入る隙が無い。
マシン系は門外漢だが、
とりあえず、こいつが強敵なのは理解した。


『 ううむ…
  どの国の技術にも当てはまる気がするが、
  どの国のモノでも無いような…
  フォルムだけで言えば、
  魔界産のキラーマシン系列に
  酷似しているのだが…


☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆


今回の我々のクライアントにして、
ドルワームが誇る王立研究院の
【 ドゥラ院長 】は、
腕を組んで唸った。


『 キラーマシンを鹵獲して研究、
  量産した…?
  いや、それではあまりにも…

  やはり【心域】を創り出した
  『彼ら』の願望や欲望が具現し…


ぶつぶつと考え込む院長を、
流れ矢が襲う!
咄嗟に間に割って入り、
どうにか盾で矢を弾き落とす。
間一髪だ。


『 話を振って悪かった、院長!
  安全な所へ避難しておいてくれ!

『 おっと失礼!そうしよう。
  とにかく、こちらが欲しいのは
  彼…キラーシーカーを形成している
  部品の一部だ。
  気をつけて頑張ってくれたまえ。


院長が下がると同時に、
おれはツキモリと頷き合って、
ツキモリの呪文の詠唱の間、
キラーシーカーの注意を引きつけるべく
前線へ躍り出るのだった。


☆   ☆   ☆   ☆   ☆


『 ふう、マジか…呪文まで使いやがったぞ
  あの機械…

死闘終わって。

肩で息をしながら、
皆の傷の具合を確認する。
重傷はどうやら避けられたようだ。


落ち着いて辺りを見まわしてみると、
改めて、今居る場所が異様な光景なのが分かる。


地形こそゴブル砂漠に似ているが…
妙な色に輝く空の下、生い茂る謎の木からは、
良く分からない緑色の炎のような
エネルギー体が噴き出している。


☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆


極め付けに、山あいを見上げれば…

あれは…大地の三闘士…の内の、
オノ持ってるから、閃光王の像、か?
心なしか、憤怒の形相をたたえているように
見えるのは、おれの気のせいだろうか。


…エックスさんの足取りを追って
ドワチャッカ大陸を訪れた我々。
情報に釣られて、
ドゥラ院長の護衛を引き受けたは良いものの…

行き着いた先が、こんな不思議空間だとは。


まあ、冒険者も長いと、
こんな空間に出逢わす事は珍しくはないか。

とりあえず息はできるし…
ナドラガンドみたいな灼熱や極寒…
地獄のような環境下でもない。
うむ、冒険に支障無し!


『 魔界のが劣悪だぜ。魔瘴もないしな。

『 だな。壁から毒も噴き出さないし。

『 キミら今まで
  どんなとこ旅してきたの…


エスタータの呆れ声を聞きながら
怪我の手当てをしていると、
マシンの残骸を調べていた
ドゥラ院長が手ぶらで戻って来た。


『 やあ、お待たせした。
  結果から報告しよう。
  目当ての部品は壊れてしまっていた。

  だからもう一体、討伐をお願いしたい。
  出来れば、今度はもう少し優しく破壊して
  くれるとありがたいのだがね。


三人、笑顔で顔を見合わせる。


……


『『『  はあ!? 』』』


~つづく~
いいね! 20 件

ログインしていないため、コメントを書くことはできません。


戻る

ページトップへもどる