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元騎士

ザラターン

[ザラターン]

キャラID
: ER367-139
種 族
: オーガ
性 別
: 男
職 業
: バトルマスター
レベル
: 130

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ザラターンの冒険日誌

2023-12-02 21:22:00.0 2023-12-02 23:15:16.0テーマ:その他

折れた魔剣(間章)(※ver6.4までのネタバレ注意)

“ あー、すまん、デッドリー…
  お前に鍛えて貰った剣、折っちまって…
  鍛え直してくれないか。 “


“ ふむゥン…
  これで何度目かね、ダイト。
  君もネクロデアの男児なら
  剣くらい自分で鍛えれば良かろう? “


“ いやあ…おれは腕力はあるが、
  お前のように器用に物は造れん。

  故におれは剣を振って愛すべき民を守る!
  適材適所ってやつさ。 

  お前の腕を見込んでこそ、だ。
  頼むよ我が友、なっ! “


“ やれやれ…調子の良い男だ。
  どれ、見せてみたまえ。 “

☆   ☆   ☆


『 ………


☆   ☆   ☆




“ ダイト。鍛え直す剣の話だが…
  必要な素材も揃ったし、
  手が空けばすぐにでも… “

“ 待った!まだ完成させないでくれ!
  今、とびきりの冥曜石を探してる所でよ。 “


“ 冥曜石…? “


“ ああ、見つかったら、
  剣の装飾に使ってもらいたい。 “

“ ほう、君が装飾に拘るとは珍しいな。 “


“ へへ、まあな。
  最近、国境が きな臭いだろ?
  民を護るネクロデア騎士として…
  『象徴』的な物が欲しいと思ったのさ。

  ほら、冥曜石には、持つ者に
  『前へと歩む勇気』を与える
   って言い伝えがあるだろ? “


“  ただの言い伝えだよ。
  魔石としては大した力を持たない石だ。 “


“  実際に力を持ってるかどうかなんて、
  大した問題じゃあ無いのさ。

  要は、おれがその剣を持って大活躍すりゃ、
  おれの振るう剣を見た民に、
  前向きな気持ちを与える事はできる。

  そんな『勇気の象徴』としての
  剣にしたいんだ。 “


“ ふ、なるほどな…

  あいわかった。
  なるべく早く見つけてきたまえよ。
  いつまでも素手で戦いたくは無かろう? “


“ はっはっ!心配要らねえよ。
  おれのガントレットの一撃は
  岩をも砕くし…
  
  無手の戦闘は、防具を武器とする
  『鉄壁の進軍』の修行にも最適なんだ。
  それに…

  いざとなりゃあこの大盾を!
  レボルスライサーの如くぶん投げりゃ
  大抵の敵は粉砕できるってな!


“  そんな野蛮な技で粉砕される敵に
  同情を禁じ得ぬよ… “



☆   ☆   ☆


『 ………


☆   ☆   ☆




“ 大変です男爵!
  バルディスタが攻めてきて…!! “


“ 何!いつの間に
  鉄壁の布陣を崩して…!?

  敵将は何者だ!
  たとえヴァレリアといえど
  短期間にそんな真似は… “


“ 敵将は…妖術士ゾブリス!! “

“ ゾブリス…!?
  バルディスタに下っていたのか!
  だ、ダイト隊はどうなった! “


“  ダイト将軍は…っ!
  ゾブリスの幻術に惑わされた
  自領の民衆の手により
  無抵抗のまま捕らえられ…っ!

  その民衆諸共、ゾブリス自身の手によって
  焼き払われた、と…!!
  む、無念…です! “


“  なんと…なんと…っ!
  よりによって守るべき者達に
  背後から襲わさせるなどっ!
  なんと卑劣な…!

  おのれゾブリス!
   おのれ……ゾブリスッ!!


☆   ☆    ☆   ☆   ☆



“  ここは…どこだ…
   私は……この姿は……!?
 
  そうか……
  私はバルディスタとの戦で命を落とし…

  永い間、死霊の魔物と化して
  彷徨っていた…のか……


  いかん、色々な記憶が抜け落ちて
  しまっているな…

  そうだ…ダイトはどうなった…?
  もしかしたら、私の様に…



☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆



“  オオオ……ォオオ… “


“ おお…!何と言う事だ…!

  君は…絶望に囚われ、滅神に召されて…!
  意志持たぬ闇騎士に堕ちてしまったか…!

  許せ友よ…!
  こうなっては、今の私に
  君を送る術は無い……ッ!!



☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆


“ 分かりました。
  おれだって、騎士の端くれだった者。
  そういう事情なら その試練… 
  受けましょう! “


“ ありがとう、ザラターン君。
  君に話して良かった…! “


“ い、いやあ…
  自分の修行でもありますんで…! “



☆   ☆   ☆





『 ………ふむゥン…。
  ようやく、色々な事を思い出してきたよ。


  我が友よ…


  君を救った若者は…
  無事、冥曜石を
  持ち帰って来られるだろうか?


  無くとも剣は造れるが…
  ふふ、少しだけ楽しみだよ…


~つづく~
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