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元騎士

ザラターン

[ザラターン]

キャラID
: ER367-139
種 族
: オーガ
性 別
: 男
職 業
: バトルマスター
レベル
: 130

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ザラターンの冒険日誌

2013-07-20 05:04:05.0 2013-07-20 05:43:44.0テーマ:シナリオ・クエスト攻略

日誌を書いた!

          【災厄の王・第三章】




【闇の溢る世界】を駆け抜けた我々は、ついに災厄の王と対峙する。

奴は、過去三回と同じように、おぞましい雄叫びを上げて我々を迎える。

だが、我々はもはや、恐怖に震えるばかりではない。





☆              ☆               ☆
       ●ザラ隊長・補足のコーナー!!

さて、ここで、【災厄の王】について、よく知らない人のために、奴がどんな攻撃をしてくるのかざっと説明しよう。


①    【通常攻撃】
     
     言わずとしれた普通の攻撃。
     守備強化呪文や攻撃弱体を行わずに食らうと、
     歴戦の勇士でも死ぬ。


②    【魔旋斬】

     前方をなぎ払う攻撃。
     奴の前方に陣取っている者は、まともに食らうと全員死ぬ。

  
③    【インドラの矢】

     対象とその周囲に、雷火の矢が降り注ぐ。
     対象者と周りの者は、喰らうとまず死ぬ。


④    【武器を振りおろす】

     通常攻撃の1・5倍の力で武器を振りおろす。
     喰らった者は当然死ぬ。


⑤    【メラゾストーム】

     炎の上級呪文、メラゾーマを四連発する。
     炎、呪文耐性を怠っているとやっぱり死ぬ。



⑥    【魔蝕】
     
     災厄の王の象徴ともいえる攻撃。
     王の周囲、それも広範囲に、
     闇の力で大ダメージを与える。
     即死を免れたとしても、
     混乱・体力低下の呪い・幻惑効果を同時付与される。


あとはー・・・え、もうだいたいわかった;?

では、本編に戻るよッ☆

☆               ☆               ☆


開戦。


強敵相手の戦いは、この開幕の、強化弱体が行き渡るまでの間、
戦線を維持できるかどうかで大局が決まるといっても過言ではない。


だが、今回はー・・・・

おれが、自らの強化を終えた頃には、前衛はすでに全滅していた。
ここまで、およそ1分の出来事。



あ、これ、負けパターンだわ。



勇者達の力を持ってしても、やはり奴の攻撃をかいくぐることはできないのか;




ここは、おとなしく全滅して、仕切りなおした方が良いのかもしれない。



おれは絶望感に囚われ、周りを見渡す。


そこには、

懸命に駆け回る僧侶達。

地に伏しながらも、仲間達にエールをおくる、

勇者達の姿があった。




誰一人、諦めている者などいないではないか。




おれは、ネガティブな考えをどうにか振り切り、

勇気を振り絞って、仲間達の蘇生へと走り出した。


戦線を立て直すのは、僧侶の役目。


僧侶が臆病風に吹かれたときが、PTが全滅するときなのだ。




テンパるな、見極めろ。


災厄の王との距離。

今、誰が狙われているのか。

戦局を維持するための、蘇生すべき仲間の優先順位。

誰がどこで倒れているのか。





蘇生に走り回った甲斐あって、どうにか戦線を立て直した我々。




さあ、反撃の時だ。



前回の戦いで、散々苦汁をなめさせられた、
【インドラの矢】、そして【魔蝕】。
だが、今回は、この身にほとんど降りそそぐことはない。

いち氏、ムリーヤ姉さん、そして勇者おさむ氏の、的確な行動妨害のおかげだ。


また幾度か、戦線は崩壊しかけるが、


その度に、ワカ女氏、ほむさんの素早いヒーリングで立て直す。
無論、今回ばかりは、おれだって呆けていたわけではない。


魔法戦士ミラージュが、強力な魔力を、まつかぜ氏の爪に付与し、氏はヒットアンドアウェーを駆使して巧みに立ち回る。



8人全員が、仲間を信じ、

8人全員が、全力を尽くす。







まつかぜ氏   「撃ち抜くッ!!」








長い長い激闘の末、ついに、まつかぜ氏の虎爪が、災厄の王を貫いた。







☆                ☆              ☆ 戦い終わって。





ついにおれは、災厄の王に勝利することができた。




達成感も喜びも、非常に大きいものであったが、



しかしこの勝利は、やはり勇者達の力によるものが大きかったと、痛感する。



ならば、おれもいつかは、この日の勇者達のように、自分の力が、誰かの助けになれるよう、精進しよう。


そう、心に誓う。



いつか、おれ自身が、誰かを助けられる日を信じて。                                 ~~~つづく~~~
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