聞きなれない楽器を辿って森の最奥に着いたあなた
最奥で待っていたのは長髪のプクリポと思われる種族であった
凛々しく、利発そうな表情である
手に持っている楽器が先ほどから聞こえていた楽器なのであろうか
そのプクリポは
「やあ、また会ったね。エイト」
何故か親しげに話しかけに来た。誰の物かわからない名前で。
そんな名前ではないと否定するあなたに対し、
「あれ?おかしいな。だって君の中にはd」ザザザザ....
最後の単語に対してノイズが走る。聞こえているはずだが理解出来ない
「今はわからないのかも知れない。でも困ったときは名を使うんだよ」
そう言うとプクリポは石を掲げ、何処かに飛んで行ってしまった
あなたは何か大事なことを思い出せる切っ掛けを得たのかもしれないし
何も得ていないのかもしれない
→20へ http://hiroba.dqx.jp/sc/diary/894324675236/view/4013763/