マッツの冒険日誌

それは突然の話だった。
僕がイースターのイベントで取ったタマゴから
突然ぬるりと現れたのは一糸まとわぬ見た目女性。
「……………パ…パ…？」

まさか、この産まれてきた子は
僕のことを父親と思ってしまっているのだろうか？
その場を離れようとしない。 とにかくこのまま放ってはおけない。
なにせこの子は何も着ていないのだ。
そんな女性が僕の家の庭にずっといたら
変質者、通報、逮捕の流れは間違いないだろう。 とりあえず服を着せ、僕の家の中に入れた。
「………ありがとう…」
よく見ると顔は割と可愛い。
何者かは分からないが、この目には逆らえない。
ここで、世話をしてやるか。

ー嫁と僕との第1章・完ー



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