人を評価するってむずかしい。
評価するって言うと上からっぽくてあんまり好きじゃないけど人と会えばぜったい評価してるし、されてる。その事実から眼をそむけることはできても、避けることはできない。
今日はそんなお話を戦車につなげて語る謎ポエム。
幕の内弁当的に「いい人」、つまり礼儀正しいとか約束守るとか、社会動物「人間」として大切なそんなとこがキッチリできるってのが表層的な評価基準。あいさつ大切。
ついつい人間に備わっている素晴らしい能力≪第一印象≫でばくっとその人を「わかった気になる」で済ませてしまう。
だけど。
見る人を選べば違ってくる。
幕の内的じゃない、その専門性や特異/得意な点を見つめられる人がその人物と深く付き合うことで得られる評価。
戦車カッコイイ。
その主砲はすべてを打ち砕く。
その輪転はすべてを乗り越える。
その装甲はすべてをはじく。
聞く耳持たぬ人物は時として奇人変人だが、一本筋が通って譲らず、停まらず、動かなくなる最期の瞬間まで信念を曲げず戦い続けるその姿は美しい。