昨年の冬が近づこうとする思い出の季節
アサシンが修業の為に身を置かせてもらっている悪鵜牙忍軍の隠れ里に棟梁が全財産を投資し見事な城を建築してみせた(2016/10/23)
だが、なぜか城が完成するやいなや何が気に食わなかったのか八岐大蛇が城を襲い始めたのだ・・・。
あれから数か月の時が過ぎた今でも毎日のように八岐大蛇は炎を吐きながら顔を出すのである。
退治を試みるも圧倒的な力の前になすすべもなく・・・ただ、城が無事であることを祈るしかなかった。
そんなある日、棟梁はある事を思いついたのである
「そうじゃ、奴を弱体化するための祠を建てよう」
そして、城の外壁も強化し祠も建ててそのついでに部屋も改装をし ついに悪鵜牙忍軍の新砦が完成したのだ!
八岐大蛇に相対する属性を持ち天敵とされる水の神!
その力が込められているという岩を発見し祠として立派に祀ったのであった。
棟梁 : 「どうじゃぁ!アサシンよ、立派な祠じゃろう」
アサシン : 「傍に近づくだけでものすごいパワーを感じますよ!棟梁!」
棟梁 : 「がっはっは!これで奴もきっとおとなしくなる事だのぉ!」
八岐大蛇は相変わらず毎日のように顔は出すが、たにかにその力は弱まり城へのダメージはほぼ無くなったようである
アサシン : 「棟梁、これで安心して城で生活できるようになりますね♪」
棟梁 : 「がっはっは!部屋も改装した事じゃし茶でも飲んでくつろぐと
するかのぉ、アサシンよお前もついてこい!」
アサシン : 「はい、棟梁!やたー!」
驚いたことに、部屋に入ると以前はなかった庭園まで完備してある。
弟子入りした頃はとても厳しい棟梁であったが今ではすっかり中の良い師弟関係となっていた。
今の季節は夏・・・
でも夜の庭園では涼しい風が入り込みとてもすがすがしい気持ちで過ごせた。
アサシン : 「あ!そうだ、棟梁」
棟梁 : 「ん?どうした?」
アサシン : 「実はですね、最近話題になってるお店があるんですよ!」
「そこのお店のNO.1のジュリちゃんって子がすごいのなんの!」
棟梁 : 「ほほう@@」
アサシン : 「そこのパンフレットがあるんですが、見ます?」
棟梁 : 「なんじゃとぉ!それを早く言わんかい!!」
「ほれ!さっさと持ってこい!!」
アサシン君は鼻を伸ばしてニヤけた顔をしながら棟梁にパンフレットを手渡した。
Boooooooooooh!!!(鼻血w)
棟梁 : 「なんちゅうかわえええ女じゃぁ!!!女神じゃ!女神じゃ!」
アサシン : 「でしょ!でしょ!」
「ご隠居さまなんて体の色が緑なっちゃうほど昨日からずっとああやって
パンフを抱えたままですしね(笑)」
棟梁 : 「爺さまはス〇ベじゃからのぉw」
「よし!アサシンよ善は急げじゃ!早速今からこの店にいくぞ」
アサシン : 「棟梁!!その言葉を待ってました!!!」
そして棟梁とアサシン君は普段では絶対に着ないであろうドレスを着用しその店へと足をはこぶのであった。
其の弐へつづく