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伝説の英雄

ョュゥ

[ョュゥ]

キャラID
: NE864-234
種 族
: ウェディ
性 別
: 男
職 業
: 盗賊
レベル
: 101

ライブカメラ画像

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ョュゥの冒険日誌

2015-01-11 17:08:24.0 2015-02-06 07:59:25.0テーマ:その他

碧魂

武闘家

力、素早さに優れ、テンションをためることで強烈な一撃を叩き込むことができる。

装備可能武器   ツメ、棍、扇。


武闘家とは実に素晴らしい職業だ。












第弐話  何奴





俺はバトルマスターを生業として生きてきた。両手剣を振り回して敵をぶっ倒す。

こんなに楽しい職業は無い。

だがなぜ、俺は今武道場へ向かっているのだろう。

毎日意味のないような稽古の日々。

くだらない。

どうでもいい。

辞めたい。







武道場へ着くまでの間誰ともすれ違わなかった。

遅刻したのかと思い、急ぎ足で道場へ向かった。




誰も居ない。




休みならば予め連絡はあるはずだが、そのようなものは一切なかった。

元々やる気はなかったからラッキーと思い、そのまま帰ろうとした。


その時、ヤツは現れた。



丸い頭に髭面で緑のヤツが。 その顔を見ると怒りが込み上げてきた。

おい、コラァ。昨日はよくも邪魔してくれたじゃねぇか。お前の所為で俺は大目玉食らったんだ。この怒りはお前を殴ることで解消される。だから思いっきり殴らせろ。死んでもしらねぇけどな。

と言わんばかりの表情を浮かべ、少しずつ距離を縮める。

大抵このやり方で、相手はおびえて金を出すか逃げるのだが、こいつは腕組みをしたまま微動だにしない。

その姿勢にたまらず拳を突き出した。

しかしその瞬間ヤツは棒を構え、俺の攻撃を見事にかわしそれと同時に棒で軽く叩かれた。



なにがおきたのかわからなかったが、とにかく一発だけでも殴りたかった。

再び接近してさっきよりも力を込めて闘魂打ちを放とうとした。

しかしヤツはその棒で俺の足を払い、転ばされた。

棒がウザいことに気づき、素早くそれを取り払った。

これでお前もおしまいだと言う間もなく、とっておきを繰り出す。

天下無双。

だがヤツは突如悲鳴のような奇声を挙げた。

あまりの勢いに怯んでしまって攻撃が出せなかった。

悔しい。

その男はそっと棒を取り返し、去っていく。

悔しい。

俺は偶然持ち出していた翠石の大剣を取り出し、そのあとを追った。



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