むかしむかし、ある所に悪い悪い心を持ったドワーフの一団がおりました。
その名は「マフィア・ディ・ドワ」と言います。
ある日、マフィアドワが世界征服を企て、黒魔術の悪魔召喚の儀式を行いました。
マフィアドワ代表「すいません、力貸してくださーい」
魔法陣は光り輝くと、中から大きなドワーフの悪魔が出て来ました。
召喚された悪魔「オン・ギャー!」
それはそれは元気な男の子でした。
マフィアドワ代表「すんまっせーん、世界征服をしたいとですよ、どぎゃんかならんですか?」
召喚された悪魔「ばぶぅ」
召喚された悪魔はまだ赤ん坊でした。
マフィアドワの幹部であるビックマザードワーフはラ・ターシュと名付け、大切に大切に育てました。
マザー「あなたはいつか、偉大な悪魔になるのよ?」
ラ・ターシュ「イエス、アイキャン」
マザー「そして、私に魚の呪いを掛けた、呪術師のウェディを打ち倒し、世界征服を成功させるのです
ラ・ターシュ「かぁちゃん、魚臭いもんな。」
マザー「ヒレまでつけられたのよ!あー!憎たらしい!」
そして、ラ・ターシュは15歳を迎え、呪術師の討伐と世界征服の旅に出るのであった。
続く。