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のんびりカメラマン

ゼフィト

[ゼフィト]

キャラID
: JT589-457
種 族
: エルフ
性 別
: 男
職 業
: 魔法使い
レベル
: 70

ライブカメラ画像

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ゼフィトの冒険日誌

2015-10-21 02:26:05.0 テーマ:その他

水鏡に映る真実

いつもの日誌と違い、文章が多く長いです。
ご注意ください。

ある実際の出来事を心象的に記してあります。
時は遡り2013年10月21日...。そう、今から2年前のこと。



...ここはどこだろう。
今までの旅先では目にしたこともない風景だ。

見渡す限りの水面がどこまでも広がっている。
そこに空が映り込んで、まるで周辺全てが星の海のよう。
息を飲むほど幻想的で美しい場所だ。
一歩踏み出すと足元に僕の姿がくっきりと映った。



逆さの僕は視線を逸らすことなくこちらをじっと見つめている。
水に映る瞳の色は深い。まるで見透かされるかのように。
それはいつものゼフィトではない別の存在を想わせた。

「ザカリア」

同じ容姿の、DQXを最初に始めてたったひと月で姿を消した僕の前身。
今より自由にこの世界を旅して写真を撮り続けたエルフ。
Windows版βテストの頃からずっと一緒だった…。

たまらず目線を避けるように星空を見上げる。
視野全体がゆっくりとぼやけて、そっと目を閉じた。
想いが、溢れて止まらない…。



言葉は時にとても残酷だ。
一人の友達と捉え方の違いで何年も誤解していた。
その間も色々話していたのに、あの時のたった一言がずっと強く残ったまま。
いつまでも根底でくすぶってどこかで信じきれなかった。

ある日それがふとしたきっかけで表面化する。
すれ違いの果てに僕はザカリア、君との冒険に突如終止符を打った。
君はそれを静かに受け入れて何も言わなかったね。
どんな気持ちだっただろう。無言で、一方的の極みを。


言葉や態度によるやりとりが自分の思ったように伝わることは稀。
相手の価値観や捉え方、文化など人それぞれ異なる上で成立するのだから。
それに、自分自身のことだって全部分かっているわけじゃない。
伝えようとしなければ分からないよ。知りようがない。ここでは特に。

どんなに慎重に言葉を選んでも誤解は生じてしまう。
だけどそれは理解を深めることに繋がるから。
臆して黙ることはない。誤解は解けばいいだけ。

お互いの違いを個性として尊重しあえるように。
それが、できる相手なら。



ザカリア、僕は君のおかげで冷静さを取り戻すことができた。
複雑な出来事の絡まりで、誤解からくる溝を埋めて再び話すことができたよ。
だけど、君は…。本当にすまない。

そのことで他の方にも迷惑をかけてしまった。
もうあんなことはしないから。

たとえここへの興味が薄れても、もう消したりはしない。
同じ轍は踏まないよ。その時は気持ちが戻るまでそっと寝かせておくね。

現在の呼び名はゼフィトだけど、もちろん君も一緒だよ。
僕はゼフィトとザカリア、二人のエルフと今までずっと三人で歩いてきた。
これからも共にこの世界を旅をしよう。
君たちの探しているものだってきっと見つかるさ。



…いつの間にか僕は想いに耽っていたようだ。
どれほどの時が経過したのだろう。刹那か、永劫なのか。
星空はそれを見守るかのように静かに輝いている。

ふっと視線を元に戻す。
その時、足元のエルフが一瞬微笑んだように見えた。

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