美代「試験会場はここね」
じーっ
柚子(美代…大丈夫かな、一応見張っとこ・・・)
クラハ「では、試験を始めます!
この紙の問題に答えてください。
全て答えられた方だけ魔物使いになれます。」
開始ィ!!
ぎぃやあああああ!!!
美代の心…
なによこの問題!!全くわかんないんだけどォ!!
「黒いアイッパチをしていて、狼でオレンジ色の服を着ていてラーディス王島に生息している。さあその魔物はなんだ?」
柚子(これはサマーウルフだね。美代…わかるかなぁ???)
うわああああああん!!!!!!
わかんないにきまってんじゃないの。
魔物使いになるにはこんな難しいとは思ってなかった!
うわぁああん!!!
結局テストの結果はダメじゃん…。
あたしは無理かな。
美代が歩いているとき…、一流魔物使いのクラハに
声をかけられた。
クラハ「美代…ちゃん?っていうのね。あなた点数はイマイチだったけれど
あなた…もとから魔物といっしょにいるの? 」
美代「ふぇっ!?なんで知ってるんですかぁ!?」
クラハ「うふふ、勘よ。だから魔物使いにならないと、
色々マズいんでしょ?なら魔物使いにしてあげるわ。」
美代「えぇ!?ほんとですか?ありがとうございます!」
クラハ「これからあたしの魔物使いハウスに通いなさい。だって、
合格してなくて魔物使いになったんだから、魔物使いの基本
も知らないといけないからね。 」
美代「ありがとうございます!」
柚子(なんとかなったぁ・・・)
ーーー帰り道ーーー
美代「柚子ぅ!!魔物使いなれたよ!」
柚子「おめでとー。」
と話しながら家に帰っていった。
ーーー次の日ーーー
美代は魔物使いハウスに行った。
美代「クラハさん。いますか?」
クラハ「は~い、あら美代ちゃんじゃない。どうしたの?」
美代「魔物使いのキホンを覚えたいです!」
クラハ「基本ねぇ。少し問うけど、美代ちゃんは、
レベルがあるのに知ってるでしょ?だから、
そのレベルになったら来て欲しいっていうのがあるの。
まずは30レベルね。それから魔物使いの始まりといって
よさそうね。 」
美代「30かぁ…。長そうだなぁ。でも頑張らなくっちゃ!」
つづく