魔理沙「で、そのチャンスってのは?」
ひいらぎ「それがね!!マジシャンの試験を受けれるのよ!」
魔理沙「え、そのくらい普通に受けれるだろ?」
ひいらぎ「わかってないのね!マジシャンってのは、
マジシャン試験の前にね…マジシャン予選試験に
合格しないといけないの!合格の人数は100人中
5人! 」
礼子「!それは確かにいいチャンスね」
ひいらぎ「でしょでしょ!!」
魔理沙「で、その試験ってのはいつ?」
ひいらぎ「1月2日よ!」
魔理沙「今日は12月30日!あとちょっとしかねぇじゃねーか!
何かしなくていいのか!? 」
ひいらぎ「もう!魔理沙ったら!何心配してんのよ!
練習ならもう十分したわ!ほら見てみなさい!」
ひいらぎは杖で帽子をだし、鳩を数匹だした。
そして杖を空に向けると空から☆が綺麗に舞っていた。
ひいらぎは翼が生え、空を飛び雲に乗ったそして
大きく虹を掛けた。
礼子「すごいわ!すごいわよ!ひいちゃん!」
ひいらぎ「これだったら試験は合格ね!」
そして試験当日。
ひいらぎは100人中10位。惜しかったところで
手に出来なかった。
ひいらぎ「どうして」
ひいらぎは涙をぽとぽとこぼした。
礼子と魔理沙はそれに動揺する。
礼子「…、次があるわよ!これでマジシャンになれないと
決まったわけではないわよ! 」
魔理沙「うん!そうだ!」
ひいらぎ「そんな甘くないわよ…
ここまで来るのにも厳しかった私に、
やっぱりそうよ…、マジシャンなんて
なれなかったのよ。自分で大きな夢
を膨らませながら何してたのよ。
私…。 」
そこに現れたのは…
つづく