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今回は『第9回バトルグランプリ・個人戦』および、『第10回バトルグランプリ・団体戦』についてお話します。

前回及び前々回は、団体戦→個人戦の順番で開催しましたが、両大会の参加人数に大きな変動がみられませんでした。
個人戦の方がより参加人数が多いことも考慮して、個人戦→団体戦の順番に戻して開催することにします。

第9回および第10回から適用されるルール変更について

チャンス特技が使用できるようになります。

チャンスコマンドは、発動してから使用できるまでの制限時間が短いため、意図的に戦術に組み込むことがむずかしいのですが、いざというときの切り札として使って欲しいです。
チャンス特技の発動確率や、威力や効果時間などに関しては、現在のコロシアムで使用できるバージョンから変更していません。

個人戦のオートマッチングは、同じ職業がかぶらないようになります

第7回バトルグランプリ・団体戦は、職かぶりなしのルールでしたが、今回から個人戦においても職かぶりなしのルールを適用します。エントリーすると同じ職業がかぶらないようにマッチングされます。
このため、戦士やバトルマスター、武闘家といった人気職業は、その他の職業と比べてマッチングがやや遅くなるかもしれません。
特にグランプリ初日は、高ランクのプレイヤーが少ないため、その傾向が顕著になる可能性があります。

第8回バトルグランプリ・個人戦の振り返り

個人戦では事前にパーティー構成を決められないため、単独行動がしやすい武闘家やレンジャーといった職業に人気が集まりました。
次いで生存能力の高い戦士、パラディンといった、いわゆる鎧職が人気を集め、この4職業が使用比率の大勢を占めています。

勝率をみると、その防御力が他の前衛職業に対して優位となるパラディン、鎧職に対して有効な呪文攻撃と回復の両方に立ち回れる賢者、万能型ファイターとして人気の高いレンジャーと武闘家、この4つの職業が頭一つ抜けていました。

3.3前期がリリースされてから、ここ2週間のデータを集計して、第8回バトルグランプリ・個人戦のデータと比較してみました。
なんといっても、バトルマスターの使用比率と勝率が飛躍的に上がっていることが目立ちます。強力なチャンス技であるグランドクロスと、はやぶさの剣・改を手に入れたことによって大きく火力を上げたことが、人気と強さの要因と思われます。

次いで、バトルマスターほどではありませんが、どうぐ使いの使用比率が大きく上がっています。味方を強化するバイキルト、スクルト、対戦相手に魔法使いや賢者がいたらマジックバリア、状態異常を解除するプラズマリムーバーといった有力な呪文特技によって、現在の主流となっている前衛主体のパーティを幅広くサポートすることができるため、前回の個人戦でも高かった勝率がさらに上がり、パラディン、レンジャー、戦士のトップ3にくいこむ勢いです。
（僧侶が勝率トップですが、個人戦では敵味方に必ず同数の僧侶がマッチングされるため、比較の対象外とします）

苦戦が続いていたバトルマスターの逆襲はあるのか？　パラディン、レンジャー、戦士の天下が続くのか？　魔法使いや盗賊といった伏兵が暴れるのか？　激しい戦いが繰り広げられることを期待します。

『第9回バトルグランプリ・個人戦』は、6月24日（金）から始まります。
ひさしぶりとなる熱いバトルを楽しんでください！