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砂漠のじごくのハサミ

ノノ

[ノノ]

キャラID
: TQ400-888
種 族
: ウェディ
性 別
: 男
職 業
: デスマスター
レベル
: 121

ライブカメラ画像

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ノノの冒険日誌

2023-12-23 02:06:33.0 2023-12-23 03:09:23.0テーマ:その他

ゆうはん。90 番外編3 【まおぼく】


 番外編 その3

「むふぅ、これはこれは……!」
「ん……? えっと……ここは、旅のほこら……か?」 


「……な、なんと、こんなところまで……!」
「てことは、やっぱり、俺また死んだんだな」
「いいんでやんすか? ……袋とじ開けても、いいんでやんすかッ?」
「まぁ、しょーがないな。もっかい、おいのり済ませて、早く戻るしかないか……って」
「ふ、ふおおおぉ……! こいつぁやべぇでやんすよーぉッ?」
「おいそこの神父さんよ、さっきから何を真剣に読んでいる?」
「なんちゅーの、こう――、まるでアジの開きでやんす!」
「おいコラこのダメ神父ッ!」


「やんすーーーッ!」
「なんなんだそのいかがわしい本は! それでも聖職者かッ!」
「んもぅ、ビックリさせんじゃないでやんすよ。ったく、ヒトがマジメに生命の神秘について学んでいたでやんすのに」
「いや、どっからどーみてもフツーの人間じゃないよーな、アンタ……?」
「うるさいでやんす。てか、いつから居たでやんすか?」
「だいぶ前からずっといたけど」
「てゆーか! またアンタでやんすか。一体、何度来たら気が済むんでやんすか?」
「いや、俺だって来たくて来たんじゃないしな」
「で、どーしたでやんすか? また落とし穴に落ちたんで?」
「いや、違う。毒ガス喰らって即死した」
「毒ガスって! アンタ、何をどーしたら毒ガスなんて喰らうでやんすか?」
「うん、ふたつの宝箱があってさ、ひとつは絶対罠だって思ったから俺はヤメロって言ったんだけどな、勝手に開けられちまってな、いきなり、ぷしゅーッ、だよ。そりゃ死ぬわ」
「は~ぁ、よくわからないけど大変でやんすねぇ、アンタ」
「好きでやってるんじゃないけどな」
「アンタが最初に戻って来た時は驚いたでやんすよ。あっしがふと気付いたらいきなりアンタがそこにいて。……なんでやんしたっけ? えーっと、確か、天井からいきなりカエルが大量に落ちて来てビックリしすぎの驚愕死?」
「きょうがくしって何ッ?」
「あれ、違うでやんすか」
「俺はそんな面白エンドは迎えていない。フツーに天井自体が落ちて来て、圧死だよ」
「あらヤダこれまたエグいでやんすね」
「ああ、あん時は踏みつぶされる虫の気持ちが分かったね」
「そんで……、今度は何の用でやんすか? やっぱ毒の治療?」
「いや、もうすでに生き返ったから毒消えてるし大丈夫だわ」
「じゃぁ……、呪い解くでやんすか?」
「え、そんなこと出来るの? それなら是非ともお願いしたいわ」
「でもアンタ、あっしが見たところ、どこも呪われてなんかないでやんすけど?」
「いいや、呪われているね、俺は。でなけりゃこんなに何度も生き死に繰り返さないだろ」


「そりゃぁアンタ、“大いなる精霊(もの)の意思”ってやつでやんすよ、きっと」
「答えになって無いよねッ?」
「そういう運命なんじゃね? という意味でやんすよ。つまり、あっしにはどーにも出来ないでやんす~」
「んもぅ、期待させないでくれよな。あーあ、ガッカリだ。なぁ、俺はいつまで死んだり生き返ったりを繰り返すのかな?」
「そんなのあっしが知ったこっちゃねぇでやんすよ」
「ええええー……神父なのに、冷たくねッ?」


 つづく!
※この物語はフィクションです。
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