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紅蓮の将軍

かえで

[かえで]

キャラID
: VP744-780
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: バトルマスター
レベル
: 106

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かえでの冒険日誌

2026-10-07 20:26:25.0 テーマ:その他

RP関連/短編小説【血】

いつの間にか、砂漠の中心にいた

ただただ広い、先が見えない砂漠

地平線が続いている

この先に何があるのかなんて、考えるのも嫌になるほどだ

「...ここ、は?」

ここは、何処なのだろう

いや、それよりも

私は...

私は、『私』なのか?

何か、混ざっている気がする

何か、くぐもっている気がする

頭の中に霧がかかって、思考がまとまらない

散り散りになった『私』の欠片を、砂漠の中へ求めて

少しずつ、拾い集めながら歩く

前にも、こうしていたことがあったかもしれな

いつだっただろう、思い出せないけれど

これは、私の記憶なのか、『私』の記憶なのか

わからないまま、考えるのをやめる

やみくもに歩き続けた

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ふと、嫌なにおいが漂ってくる

私は、このにおいを知っている

錆びたような、しかし生温かい

風に乗って、不快感が鼻をくすぐる

そこには、[✕✕✕✕✕✕]がいた

血にまみれた死体を、見下ろしていた

積み重なる、人間の死体

『...なんだ、また迷い込んだのか』

後ろから、声がした

頭の中に直接響く、鈍器で殴られたのかと錯覚するほど、頭が痛くなる声

『懲りないな君も。何度ここにきても変わらないというのに』

『...変わらない、変われない、変わる勇気も持てないんだ』

『変わってしまうのが怖いから』

『自分を失うのが怖いから』

『自分だけを見ていればいい今を、手放すのが怖いから』

『だから君は、[✕✕✕✕✕]なんだよ』

声にノイズがかかっている

頭の霧が晴れていくようで

しかしそれが、どうしようもなく気持ち悪かった

『さて、そんな可哀想な君にひとつ問いを与えてあげよう』


『人と獣の違いは、何だと思う』


人

と

獣

...なんだか、前にも聞かれたような気がした

誰に、聞かれたんだろうか

いつ、聞かれたんだろうか

ただ、気が付いた時には口が開いていた

「「...私は、」」






目を、覚ました
もう少し、眠っていたくなるような、嫌な倦怠感だった
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