じゃっかんメインストーリーver2.3、夢現編4話終了時点までのネタバレに近い内容を含みます。
クエやストーリーについて直接的なことを書いているわけではありませんが、なんとなく触れてはいるのでご注意ください。
ver2.0で追加されたレンダーシア大陸のリャナ荒涼地帯の東側にあるエリアの入り口には、謎のローブの男がいて先に進めないようになっていた。
ver2.1でそれまでいたレンダーシア大陸が大魔王によって作られた偽の大地であることが発覚し、真のレンダーシア大陸を冒険できるようになった。
真の大陸ではいくつかの封鎖されていたエリアに行けるようになり、リャナ荒涼地帯東側にはソーラリア峡谷という遺跡地帯があることがわかった。
そしてストーリーを進めていくことで、大魔王の目的がようやくわかる。
それは大魔王が作り出した偽のレンダーシアで真のレンダーシアを上書きしてしまうということ。
ver2.2では目的の一環として、ソーラリア峡谷がねじれたる異形の大地、そして魔幻宮に入れ替わってしまう。
これ以降、偽のソーラリア峡谷へ行こうとすると謎のローブ男はいるものの、大魔王の目的がもう少しで達成されると言い、そのまま通してくれるようになる。
ここまではだいたい把握していた。
実際に偽ソーラリア峡谷へ入ったのはver2.4公開後(というより夢現編4話で)なんだけど、奇妙なことに気づいた。
偽ソーラリア峡谷というエリアは真ソーラリア峡谷のままなのだ。
攻略状況や宝箱の取得状況を見ればわかるけど、まったく一緒なのだ。
単純に考えれば「真と偽が入れ替わったんじゃん?」だ。
けど、ここで一点気になることがある。
「偽ソーラリア峡谷はどこへいったの?」
これもまた単純に考えれば、そもそも偽レンダーシアは大魔王が作ったのだから偽ソーラリアなんてなくてもともと入れ替わった魔幻宮があったんじゃないの? となる。
偽のレンダーシアは諸々の謎がある。
わかりやすいのはリンジャの塔およびリンジャハル海岸。誰でも気になったと思うけど、リンジャクエでは真で手に入れたアイテムを偽で使うことでストーリーが進む。
そりゃあ大魔王がそっくりに作ったんだから使えるでしょう? と思わなくもないけれどそれにしては偽では崩れているものが真では形が残っていたりと諸々細部が異なっている。
ということで、大魔王が作ったのはあくまで各町の住人であって偽の大陸そのものは元々あったものなのではないか? また、現在と過去の世界なのではないかなどの説がある。
もし、すべての偽大陸を大魔王が作ったのだとしたら、最初から偽ソーラリア峡谷は存在しなかったのか? 魔幻宮が拠点だとしたらなぜソーラリアの位置から偽大陸を作り始めたのか?
偽大陸が元々あったとして、偽ソーラリアを魔幻宮に作り替えたのか、または偽ソーラリアに魔幻宮を上書きしたのか。どちらにしてもなぜソーラリアなのか。
結局、偽ソーラリアはどういう場所だったのか、どこへいってしまったのか?
その辺りが気になるのだ。
夢現編4話で、再びソーラリア峡谷の奥にある遺跡に足を踏み入れるのだけど、そこはなぜかver2.1で訪れた時とは状況が変わっている。
話によると、ver2.2で入れ替わった直後は2.1と同じ状況だったようで、部屋の中身が変わったのは今回のクエかららしい。
これを単に「ゲームの都合」と済ませてしまうのはあまりにも乱暴だ。
ここまで細かい伏線を散々張り巡らせていてストーリーや世界観については丁寧すぎるほど作り込んでいるというのに、ここだけゲームの都合というのはさすがに考えづらい。
仮にゲームの都合にする場合、当たり障りのない場所は他にもあったはずだ。
まだ大魔王を倒していないのでわからないけど、真と偽の関係については完全に謎が解けたわけではないらしいので、今後明かされていくことになるのだろう。
それはそれで楽しみなのだけど、その……。
そろそろストーリーや設定を完全に把握しきれなってきてるのよね……。