
最近改名したうちのチームのリーダーに、好きなドラクエのナンバリングを聞いてみると、「23」と答えられました。未来人だったの……!?
気になったのでいろいろ質問したところ、ドラクエ23の全貌が見えてきたので、彼の話を基にしてそのシナリオを予想してみました。
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『ドラゴンクエスト23』
この物語の主人公は、ペング村に住む青年である。彼はかなりの病弱体質で、入退院を繰り返していた。
そんな彼にはたった一人の家族である妹のぺナットがいた。ぺナットは常に兄である主人公のことを気にかけており、入院中は毎日お見舞いに来てくれた。
そんな妹だけが、主人公の心の支えだった。
そんなある日、主人公はペング村の村長に使いを頼まれる。
村長に会うと、謎のペンダントを渡された。
「グリーングラデーション国に赴き、これを王様に見せるのじゃ」
さっそくグリーングラデーションに向かうためにペング村を出ようとすると、後ろから声がした。
「待って、おにいちゃん!」
妹のぺナットだ。
「おにいちゃんを一人で外に行かせるわけにはいかないわ。外はモンスターで溢れているのよ。病弱なおにいちゃん一人じゃスライムにだって勝てっこないわ。……だから、あたしもついていく!」
♪~(おなじみのME)
ぺナットがなかまになった!
こうして主人公とぺナットは様々な試練を乗り越えながら成長していく。主人公の病弱な体質も旅を続けるうちに改善されていき、今では貧血にならない限りはほぼ常人と同程度の健康状態を保つことができるようになっていた。
長い旅の末、ついに二人はグリーングラデーションにたどり着いた。
さっそく王様に会うために、城の玉座の間に赴いた。
そこには王と、その姫、そして護衛であるグンダ将軍が王の隣に立っていた。
さっそく主人公は、王様に村長から預かったペンダントを差し出した。
「……!? 旅の者よ、このペンダントをどこで手にいれた!? このペンダントは我が国家の血を引く者しか持つことは許されぬ物のはず! ……何!? ペング村の村長から預かったじゃと!? いったいどういうことだ……」
すると王の隣に座っていた姫が血相を変えて立ち上がった。
「あー!それは私のペンダント!まさかあなた、盗んだのね!? グンダ、この盗人たちを捕まえて!!」
すると、グンダ将軍は持っていた武器を、主人公たちにではなく、なんと姫に向けた。
「……!? グンダ、どういうつもりよ!?」
「旅の者が持ってきたペンダントを見て、ようやく確信した。姫様……いや、姫様のふりをした愚者よ!貴様、正体を表せ!!」
「!? どういうことじゃ、グンダよ! 姫が偽物だと言うのか!?」
「王様、私は聞いたのです。姫様の部屋を通りかかったとき、姫様は独り言をこぼしていたのです……。『はぁあ、早く村に帰りたいなぁ』と!」
「なんじゃと!? 我が娘よ、どういうことじゃ!? お前はこの城で生まれ育ったはずじゃろう!? 帰る村などないはずじゃ!」
「……バレちゃったなら仕方ないわね。私は姫じゃないわ。だけど、お父様の娘じゃないわけでもない。……そう、私は姫の妹よ!」
なんと姫の正体は姫の妹だった。
姫になれなかった姫の妹は家出をし、とある村で育っていた。
しかしある日、悪い魔法使いガリオリウスにそそのかされ、姫を老人の姿に変え、代わりに自分がグリーングラデーションの姫に成り済ましていたのであった。
老人に変えられた姫はペング村の村長となり、村人である主人公に王家のペンダントを持っていかせることにより、自分の居場所を伝えようとしていたのだった。
それを知った主人公たちは、姫を元の姿に戻すべく、ガリオリウス討伐の旅へと出る。
そして再び長い旅を続け、ついにガリオリウスとの決戦の日を迎えた。
激しい戦いの末、見事ガリオリウスに勝利する。
しかし、ガリオリウスの最期の悪あがきの攻撃で、妹のぺナットが致命傷を受けてしまった。
「ごめんね、おにいちゃん……わたしはここまでみたい……。おにいちゃんと一緒に、平和になった世界で……また……暮らしたかっ……た…………」
ここで、物語は分岐する。
主人公が入院している際に、病院の本棚を調べて必殺技『輸血』を会得していると、ここで輸血を試みるかどうかの選択肢が現れる。
しかし、自分の血液を妹に輸血すること、それは病弱な主人公自身の死を意味するのだ。
自分の命と引き換えに妹を助けることを選択すると、主人公は妹に『輸血』を使い、死亡する。
助かった妹は、亡き兄と共に救った世界を守るため、再び旅に出るのであった……。
完。
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うぅ、なんていい話なんだ……!
みなさん、ドラクエ23の発売を心待ちにしましょう……!