【はじめに】
この日誌はDQXの世界観について、DQⅨとの繋がりに注目しつつ読み解いていく記事の第2弾です。
※注意※
DQⅨのストーリー・クエスト等のネタバレが多分に含まれます。
Ⅸは発売から時間が経ち、現時点でリメイクもされていません。その内容が記憶に残っていない方も多いでしょうし、そもそもプレイしたことがない方もいるでしょう。ここではⅨの世界と物語について、Ⅹにも繋がる部分を中心に拾っていきながら解説していきます。前述の通りネタバレにご注意ください。

●はじまり
人間たちが暮らす人間界の遥か上空には、長きに渡り人々を見守り続けてきた天使たちが暮らす天使界があった。
天使たちの中には、守護天使と呼ばれる者たちがおり、彼らは人間たちを陰ながら見守り、助けることを役目としている。また人間たちの中にも、目に見えぬ守護天使によって自分たちが守られていると信じる者たちがおり、世界各地に存在する守護天使像に感謝の祈りを捧げていた。
天使界の頂きには世界樹があり、天使たちは人々の感謝の気持ちの結晶「星のオーラ」を世界樹に捧げることを使命としている。そして星のオーラにより世界樹に「女神の果実」が実ったとき、天使たちは神の国へ戻ることができるという。そして、その約束の日が近づいていた。
主人公は、師イザヤールからウォルロ村の守護天使の任を引き継いだ新米守護天使。
ウォルロ村で人知れず村人たちを助けた主人公が、持ち帰った星のオーラを世界樹に捧げると、ついに世界樹が女神の果実を実らせる。天使たちを神の国へと導く乗り物「天の箱舟」が現れ、ついに天使たちの悲願が叶うかと思われたとき、突如地上から謎の光が放たれ天使界を襲う。邪悪な波動により、天の箱舟は人間界に落下し、実ったばかりの女神の果実も地上に散逸。衝撃で主人公も人間界へ落ち、光輪と翼とともに天使としての力の多くを失ってしまう。このとき人間界では大地震が起き、各地で異変が起き始めていた。
●人間界での旅
天使の力を失ってウォルロ村に落下した主人公は、正体を知られぬまま、村で宿屋を営む少女リッカに保護さた。
そんな中、主人公は天の箱舟の運転士を名乗る妖精サンディと出会う。地上に落下していた天の箱舟を起動させて天使界に戻るべく、星のオーラを集めることになった主人公は、サンディとともに各地を巡る。
セントシュタイン王国では謎の黒騎士と亡国ルディアノにまつわる事件を解決し、ベクセリアの町では流行り病の元凶であった魔物「病魔パンデルム」を退治。星のオーラを集めた主人公は、誰かを探して彷徨う謎の女性の亡霊を見かけたのち、サンディの運転する天の箱舟で天使界へ帰還を果たす。
帰還した主人公は長老オムイに地上での出来事を報告。長老によれば、人間界の調査に向かった天使たちが誰も帰ってこないという。
その後、世界樹に祈りを捧げると眠りについてしまい、“人間を滅ぼそうとする何者かとそれを止めようとする何者か”の夢を見る。人間の悪徳を嘆き滅ぼそうとする者が天より地上へ向けて放った波動は、人間を信じ守ろうとする者に弾かれた。
そして目覚めると不思議な声が聞こえ、世界を救って欲しいと告げられる。その導きによって、世界各地に散った女神の果実を持ち帰る使命を与えられ、主人公は再び地上へ旅立つ。
●女神の果実を探して
人間界の各地では、女神の果実によって様々な事件が起きていた。女神の果実は願いを叶える力を秘めていたが、手にした者たちの多くは正気を失い暴走するなど、その強大な力に飲まれてしまった。
天の箱舟で再び地上に降り立った主人公は、各地の事件を解決しつつ女神の果実を回収していく。「テンチョー」なる人物を探すサンディもこれに同行。
またその途中で、以前見かけた誰かを探して彷徨う女性の亡霊と再び遭遇。彼女は一瞬主人公を尋ね人と勘違いするが、「旅人と天使を見間違えるなんて」と言い残して去った。
その後、回収した7個の女神の果実を届けるため、天の箱舟で天使界へ向かう主人公の前に師であるイザヤールが現れ、代わりに果実を天使界に届けると申し出る。しかし、彼に果実を渡すと不気味な声が辺りに響き、「約束通り、果実を我が帝国へ届けよ」とイザヤールに告げる。イザヤールは主人公に襲いかかり、上位の天使に逆らうことができないという天使の理に縛られた主人公を戦闘不能に追い込む。
そして彼は箱舟から去り、現れた「闇竜バルボロス」の背に乗る「ゲルニック将軍」と言葉を交わすが、その内容から彼がこの“帝国”勢力に協力していることが判明。“空の英雄”を亡き者にしに行くと語るゲルニック将軍は、闇竜バルボロスに天の箱舟を攻撃させ、その衝撃で主人公は箱舟から落下してしまう…。
-【承】へ続く