走っても走っても
どんなに追いかけても、辿りつけない
あの人は、今
一体何処でどんな事をしているのだろう
もしかしたら アストルティアから消滅したのかもしれない
そんな事を考えながら なぜ私は走り続ける?
もしかしたら本当に本当の目的は違うのかもしれない
けど私は走っていた
またまぶしすぎる朝が来た
太陽わ私の気持ちも知らずに私を照らし続ける
暗闇に独り
右も左も 上も下も
どこもかしこも真っ暗で
哀しくて怖くて泣いていた私
そんな記憶が蘇る
同時にあの人が助けてくれた記憶も
頭が割れるように痛い
そういえば 少しの間
5年間くらい私は私が何者かを考えたことがあった
ボクは あたしは 私は
一体なんのために生まれたのか
・・・この答えもあの人が教えてくれた
やっぱり私の走る目的もあの人を探す為なのか―――?
もう数年が経ったある日
私は転生に転生を繰り返して分かった
私が これほど転生しているのだ
あの人が ただの人間が生きている訳がないと
私は新しい目的見つけるまで
あの暗闇に戻ることにした
もしかしたらまたあの人が助けてくれるかもしれないと信じて
=FIN=