見た目はレベルの低い装備ではないとこを見ると初心者でもなさそうなのだが。まあこんなこともあるか、と思っていると。
扉を開ける また違うエル男が入っていく
「・・・」
あ、そういえばもう待ち合わせ時間じゃないか。もしかして、入れ違いで中にいたりするかな?
扉が開く エル男が出ていく
今のうちに見てくるか
宿屋に近づき、扉開いて中を確認する。2部屋、温泉まで確認したがいない。おかしいな、少し遅れているのかな。一度に外に出た私はまたマルに連絡する
「おーい、連絡取れたか?」>マル
数秒間が空く
扉の開く音 オガ男が入っていく
「それがさ、連絡取れなくなっちゃって」>マリサ
「おいおい、まだこっちにはエル娘はきてないぞ」>マル
「うーん、もう少し待ってみて」>マリサ
扉が開く音 エル男が入っていく
「じゃあ、あともう少し待ってやる。というか、300万なんて嘘なんじゃないか。結局来ないなんてことにならないだろうな。もう夜中だし、眠くなってきたぜ」>マル
扉が開く音 オガ男が出ていく
「第一、これってどこで呼びかけてるんだ?目覚めし冒険者の広場とかか?」>マル
扉が開く音 エル男が出ていく 入れ違いでエル男が入っていく
「掲示板だよ、ネットの」>マリサ
「掲示板?どこのだよ」>マル
扉が開く音 オガ男が入っていく
「それは言えない、企業秘密だね」>マリサ
「私も今日限りではあるが、企業の一員じゃないのかぁ?いかがわしい掲示板じゃないだろうな』>マル
現に宿屋で待ち合わせてる時点で怪しさぷんぷんだぜ
扉が開く音 オガ男とエル男が出ていく
「違うよ、うちの企業は健全です』>マリサ
そうこうしている内に10分が経つ。離れているところから見る限り、エル娘なんて来てない。見えるのは扉を開けて入っていくプレイヤー。エル娘ではない。
「・・・」
扉が開く エル男が入っていく
私は宿屋に近づき、時間経過で閉まる扉から宿屋覗くようにみてみる。エル男は案内人にも、宿屋の店主にも、地下の温泉の受付にも話すわけでもなく、左の部屋に行ったかと思えば、すぐに出てきて右の部屋に行き、最終的には宿屋のカウンターの後ろにある空いたスペースまでみると宿屋を出て石を使い飛んでいく。
「・・・」
なにかが、変だ
そう思っていると、エルフの娘が宿屋の前に現れた。依頼者はこの人かな。私は近づいて「いいね」を送るとそのエル娘も「いいね」し返してくれた。プレイヤー名はミナ。一応仲間に誘ってみる。ここで断られたら関係ない人だろう。
ミナが仲間に入る通知と共に私のアイコンの上に表示される。どうやら本命っぽい。なにか変だと思ったのは気のせいだったらしい。
「すまん、待たせたな」
レンタルメイドで指名いただいたきr、まで打とうとしてるところで
「えっと・・・ヴァレルドさんのサブですよね?』
ん?ヴァレルド?
「え?あーっと・・・すまない、待ち合わせの約束してた人じゃないのか・・・?』
やば、もしかして完全に野良の人だったか?
「私はヴァレルドさんとここで待ち合わせしてます』
「えっと・・・」
待ち合わせ?こんなピンポイントで?鯖34のアズラン宿屋で待ち合わせをしている人が2組が同時に・・・?
扉の開く音 エル男が入っていく オガ男が入れ違いで出ていく
「あなたも待ち合わせですか?」
明らかに不審がられている。そりゃそうだ。待ち合わせに来た人がそのヴァレルドさんじゃなく私という知らない人だったのだから。
「ああ、ちょっとな」
ここでレンタルメイドなんてふざけたことを言ったらさらに不審がられるのでここは黙っておこう。
「なんでここで待ち合わせなんだ?」
私は雑談がてらにそれとなく聞いてみることにした。
「ヴァレルドさんが決めたことです。サブで迷宮いくから手伝ってって数分前に言われてここで待ち合わせを・・・」
扉の開く音 エル男が出ていく
やっぱり なにかが 変だ
「ミナさん、そのヴァレルドさんとは仲いい?」
「いえ、全く話したことない人です。プレイヤーイベントでフレンド登録したぐらいで、さっき初めて会話して迷宮行こうってなりました』
扉が開く音 オガ男が入っていく
私はミナから一旦離れてオガ男に近づきステータスを見た。レベルは114、アクセもみる限りは揃っている。チームにも入っている。
「マル、お前本当にいかがわしい掲示板じゃないだろうな」>マル
「違うよ。会えた?」>マリサ
扉が開く オガ男が出ていく
「緊急事態だ。私のプレイヤー人生に関わるぞ。本当のことを教えろ」>マル
「どうした?なにがあった?」>マリサ