スラマスの冒険日誌

ちょうど5年前のこの日ですね。

もう5年経った、まだ5年しか経ってない。

それぞれ思うところがあると思われます。

この話題を挙げるのも、もしかしたら人によっては…？とも結構毎年思うのですが、やっぱり伝えるべきことの一つではないか、と思うので今年も書きます。

※以下、当時の私を書きます。
※最初に言ってしまうと、正直私のとこ(当時仙台市在住)の被害は少ない方です。これの比じゃない位、大変な思いをしている方が大勢いる、と思っていただければ何よりです。




2011.3.11　午後2時半頃

3月と言うこともあり、学校は春休みでした。
ちょうど買ったばっかりのゲームがあったので、それをリビングでプレイしていました。
そして、そのまま迎えた14:46。
「あれ、地震…？」と、感じる位の最初は本当に普通の揺れでした。
次第に大きくなり、これはいつもと違う、そう思いました。
この時、家には私一人しかいなかったので、急いで玄関の外へ出ました。
リビングー玄関がすぐの距離だったこともあり、ひとまず外へ避難しました。
上下1メートル前後でしょうか。その位の揺れが続きました。
あちこちから何かが割れる音が鳴りやまず、私の家からも大量のガラス・瀬戸物が割れる音。
何より、ものすごく長く感じました。
マンガとかでよく言う「もう終わりなんじゃないか」と、心底考えてしまう位でした。

15:00頃。
まずは隣の祖母の家へ。
祖母も怪我等々は一切なかったとの事。
その間にもまずは近しい人の安否確認・私は無事ですよの連絡。
仕事に出てた父も急いで戻り、妹もその後に戻ってきました。
母はこの時、入院していたので病院から無事の電話を。
余震が一向に収まらない為、全員で近くの避難所まで移動しました。
避難所へ行っても余震は当然落ち着かず、本当に数え切れない位来ました。
その後、支給された非常食を食し、一夜を過ごしました。

家に帰ったのは地震から3日目、13日だったと思います。
電気・ガスは当然止まっていた中、水道だけは無事でした。
何にしてもまずは家の中をひたすら片付け、割れた破片等々をかき集めます。
ある程度の状態に直ったのは14日だったと思います。
この間の食事は、祖母が「何かあった時のために」と日頃保存していた食べ物、ガスの代わりに火鉢、電気代わりに懐中電灯で過ごしました。

この間、父は避難所の手伝いへ行き来してました。
私は、13日、14日、15日と父が行けない分も併せて母の所へ。
母に無事な姿を見せてちょっと話をしたところで戻る3日間。

また、14日には通っていたバイト先へも顔を出しました。
向こうは向こうで店内の食品を提供したり等々を行ってました。
職場の皆様は無事、店の復旧にもちょっと時間がかかるという話、等々を聞いたところで再び引き返します。

14日。私の周辺の地域では徐々に電気が復旧し、明かりが付き始めてました。
そして、15日の夕方、18時頃だったでしょうか。
この時になってようやく私と祖母の家に電気が付きます。
やっと一段落ついた…のが15日です。
片付け等々もおおよそ終わり、後は大人しく…と、思っていたのですが。
…ここの先は、伏せておきます。

この辺りから徐々に普通の生活に戻っていき、ガスが復旧したのは3月終わり頃だったような…
この辺の記憶が非常に怪しいですが、大分時間がかかったのだけは覚えています。



と、言った感じでした。
最初に書いた通り、私の地域はまだまだ被害が少ない方だと思います。
しかし、このすぐ近くの地域では津波の大きな被害が出てる映像が流れ、大きなショックを受けたのは今でもハッキリ覚えています。

2011年の3月。
地域としても、私個人としても本当に大きな出来事がありました。
特に、地域で起こったことはこれから先、私たちの次の世代とかにもやっぱり伝えていかなきゃいけない事だと思います。

他のフレさんも書いてる事ですが、検索サイトYahoo！にて「3.11」と検索すると、現地へ寄付することができます。
皆様のご協力を、お願いいたします。

以上、5年前の事に関して、少し書かせて頂きました。

最後に、被災された地域の一刻も早い復興と、この災害で亡くなられた多くの方のご冥福を、心からお祈り申し上げます。