2020年の4月に10万円の給付金が出ると決まった。
ぼっちのパソコンがカクカクと言う情報が伝わって来た時点で、10万円の給付金を全額使う事は決まっていた。
10万円出さなければ、周りよりも収入が多いのにケチる奴。だから友達がいないんだと言われる。
ぼっちは、そう言われる事をわかっていた。
例えば5万円も値切ったとか言われ続けるよりも黙って10万円差し出す事を選んだ。
そして給付金の全額と言うのが味噌だ。8万円とか端数を言わない。丁度、10万円と言うことで迷わず差し出す。20万円ならば20万円のネタを考えた。
給付金は労をせずに得るお金で、そのお金でサクサクのパソコンが得られるならばラッキーだと考えるであろう。
僕が、ぼっちが魚男へ給付金を差し出す様に仕向けたのが正しい。
魚男として見れば、下手に値引きをすれば裏があると見られるから、黙って10万円で売った。
パソコンを高値売りをして、ぼっちの給付金を全額奪うのか!と当時は思っていた。そして、あぶく銭は、高級ステーキとなり4人の胃袋に消えた。
ただで貰える給付金だから起きた。
ぼっちは10万円差し出すべくして差し出した。差し出すしかなかった。代わりに有効利用してやろうと言う悪ノリだった。
ぼっちから10万円を出すと言ったことに、魚男も驚いた。
しかし周りも周りだ。誰もが10万円もしない事を知っていた。給付金全額を奪われるネタと言うことを。
10万円で買っても、そんなにしないよ~と馬鹿にされ、値切ったらケチと批判される。
ぼっちにとっては踏んだり蹴ったりだった。
そもそも奥さんに内緒で遊んでいたのが間違いだった。
奥さんの許可を得て、パソコンを購入すれば適正価格で買えた。
隠れてコソコソとやっていたが故、起きた事件だった。