ヨシュアの冒険日誌

職人に関する記事は興味を持つ人が少ないのはわかっているんだが、
ちょっと書きたくなったので備忘メモ的に書くことにする。
チームフレンド向け記事というより広くプレイヤー向けの記事ではある。

先日某所で、「大きな竜族の人形作ってくれる人いませんか？」というつぶやきを見た。
通常サイズの人形ならバザーで4万くらいで少し売られているが、「大きな」か…。
2015/12/26の日誌にも書いたのだが、「大きな」は大成功じゃないと作れないのだ。
人形の難易度は原始獣シリーズと同じくらいで、決して難しい方ではないが、
大成功を確実に作ってくれといわれると困ってしまう。

こういうマイナー商材は、基本的にフレンドに頼むかギルドで叫んでやってくれる人を
探すしかないのだが、どっちもやれないという。
ちょうど商品が売れるのを待つ状態で暇だったし、割と思い切ったお値段を
提示していたので、騙されたつもりで作ることにした。
ちゃんと取引は成立して喜んでもらえたようだし、今回はそれでいいのだ、が！

どうもね、「マイナー商材を作るのはボランティアに近い」ってことがわからないで
依頼しようとする人をぽつぽつ見かけるんですよ。
竜族の人形だと、原価は針代込で2万、レシピは3万だ。
だからといって「じゃ5万で大きな人形作れますよね＞＜」
とか言われると困ってしまう。
失敗して通常サイズの人形ができたら自分の不良在庫になっちゃうし、
見ず知らずの人と当初の約束通り取引が成立する保証もない。
人形作るくらいなら、ほぼ難易度が同じでガンガン回転する原始獣を縫った方が
確実に儲かる。結局、騙されたつもりでボランティアで作ることになる。
今バザーで大きな竜族の人形女が1つだけ、24万くらいで売られているけど、
見ず知らずの人相手ならリスクと手間賃考えてこれくらいはないとやってられない。
チームフレンドだったら友情価格で10万くらいなら、まあやろうか、ってとこ。

Ver4になって装備ドロップが始まり、「ドレア用を作ってた職人が死んでざまあ」
みたいなコメントも見たが見当違いもいいところ。
例えば獄獣下はドレア用でそこそこ人気があるらしい。獄獣下はかなりの難易度で、
しかも出品してもなかなか売れない。結局原始獣でも縫ってた方が（以下略）。
ドレア用を作っている人もボランティアでやってたんじゃないかなー。
そんなわけで、「ドレア用装備が欲しい人はドロップで掘る」ことになった
Ver4については私は好意的に受け止めています。

これやっててふと思い出したのが錬金職人のLv上限解放クエスト。
例えば「呪文発動速度+4％がふたつ付いたラブリースティックを納品する」
というのがある。これ、ラブリースティックの未錬金品がなかったらどうします？
今見たら10品くらいしか出てない。後続のランプ錬金職人がやろうとしてバザーに
なければ、フレンドの木工職に頼むか、木工ギルドで叫び続けるしかない。
これはキツい。

錬金職人だと「錬金受付中」っていうアイコンを出す方法があるけれど、
生産職人も含めて、こういうマイナーな需要に応える体制があってもいいかなあ、
と今回ふと思ったわけです。
まあ思い付きですが、例えば、欲しいものがあれば材料と報酬を用意し、
依頼者は当該ギルドに行ってギルドマスターに材料と報酬を渡す。
職人はギルドにいけば依頼が受注出来て、完成したらギルドマスター経由で
依頼者に渡す、まあそんなイメージかな。
ギルド納品はゲーム上は
「外部から依頼が入ったので、ギルドマスターが傘下の職人にやらせている」
という設定になっているんだし、それを現実化させたらどうだろう？
そんなことをふと思いました。
マイナーな需要だからこそ、陰で困っている人がいます。
そういうところまでケアしたら、安西Dマジ神!!（笑）