その男は、今まで机に座って手紙を書くことがなかったので少し緊張していた。
昔から長い付き合いの人に宛てる手紙を書くために、
男は、慣れない妖精の羽とパオームのインクで文字を書き始めた・・・
ルト姫へ、
チームを解散した後、私は自分自身のアイデンティティを探すための旅を続けています。
今後の自分が誰のため、何が出来るのかを知るためにも、
一人で各地を巡り、多くの人々の考えに触れていこうと思っています。
そうすれば自ずと自分が何をするべきかがわかってくると信じて。
先日私は、昔よく行っていたワカという女性の開くイベントに再び行ってまいりました。
一か月遅れているものの、アストルティア生誕2周年を記念した花火大会のようです。
おっと、写真を間違えたw
ワカさんと数人の花火師、そしてイベ参加者が持ち込んだ花火により、
淀んだアラハギーロの空が一瞬にして鮮やかな花火で埋め尽くされ、
私も数発打ち上げつつ花火を見ていました。
打ち上げる人数が集まれば集まるほどより綺麗なものとなる花火が、まるで人と人との繋がりの縮図に見え、感慨深く思いました。
花火以外にも小さなプクリポたちが集まってダンスをしていたり、気の合う人同士が会話に花を咲かせて盛り上がったり・・・
心からイベントを楽しめる環境である何よりの証拠と言えましょう^^
8月31日の花火大会に比べて規模は小さかったけれど、皆が楽しめる環境が整っていて主催者の気配りの精神を感じました。
8月31日の花火大会では、会場に入れた人だけが楽しんでいても、入れなくて嫌な気分をした人がいてはとてもイベが成功したようには見えません。
私も入れなかった人々の一人なのですが、鯖29の城にも入れず諦めて帰ろうとしたとき、
名前は覚えてないけれど名前にヲの入っていたウェディ男の大会スタッフと数名の花火を持ってきた人たちが、状況を見かねてある行動に出ていました。
会場に入れなかった人のために城の外で小さな花火大会を開いていたのです。
入れなかった人々に活気が戻り、花火を楽しむ声が聞こえてきました。
私はその人々の様子や打ち上げられる花火を見ながら来てよかったと思い、
スタッフの人への感謝の念も生まれました。
こうしたフォローの精神を持った人こそが、プレイベを盛り上げる事ができる人材だと思っています。
いつか姫とも、こうした花火大会に行って楽しく過ごしてみたいと思っています。
また手紙を送りますね^^
バアルゼブルより
リベレーション
【Revelation】「啓示」「黙示録」
【Liberation】「解放」
続く