今回でナドラガンド炎の領界の植物は全て紹介できますw
全部に3回もかかってしまいました^^;
それでは今回も始めていきますw
(この植物学における考察、解説は私個人の想像や見解によるものとなりますが、それでもよければ是非見ていってくださいw)
「炎樹」
炎樹科
このナドラガンド炎の領界で竜族によって唯一正式な名が付けられているのがこの炎樹である。
炎の領界の植物のほとんどが地下の溶岩からエネルギーを吸い取って生きているが、それはこの炎樹も同じのようだ。
炎樹に生い茂る葉は常に炎を纏っている。
溶岩のエネルギーを吸い取ったとはいえ、行き場のなくなった熱がそのまま葉へと移動して発火しているようだ。
しかし特異な点はそこではなく、炎で燃え尽きる事の無い葉の性質である。
近隣の村に住んでいる竜族の話では、炎樹の葉は炎で燃え尽きる事がないため炎の領界の竜族はこの炎樹の葉を利用して服や織物などを作るそうだ。
いくら環境に適応している竜族とはいえ、火で燃えてしまうような服を着ていたらまともに生活はできないだろう。思えば当然のことである。
後述する大炎樹と同じく、竜族の持つ独特の文化に深く関わっているようだ。
(加工技術とか教えてくれないかなぁ・・・)
「大炎樹」
炎樹科
炎樹が最高の土壌、最高の温度、最高の土地で育った事により巨大に成長したもの。
ここでは暫定的に「大炎樹」と名付けている。
近隣住民の話だと、ナドラガンドが地上から分断させられた時から炎樹の丘に存在していると伝えられてるようだが真実は定かではない。
わかることといえばここまで成長した炎樹は炎の領界中でもこの一本しかないということだけだ。
あたり一面から高密度の炎が噴き出しているところも考えて、炎樹の丘は他の地域と比べてもかなりの高熱ではないかと考えられる。
服や靴が溶けないか心配だ(汗)
その存在感故に竜族の間ではこの大炎樹の下が待ち合わせ場所としても、告白スポットとしてもよく使われるようだ。
「ランプウッド」
ランプウッド科
フェザリアス火山の麓に生息している木。
わずかの間花を咲かせた後、明るく光り続ける実が実る。
竜族がこの周辺を探索するときは、このランプウッドを目印にするそうだ。
実を採っても24時間の間光り続けるので即席のランプとして使える。
そのためランプウッドという名前を付けた。
我ながらあまりセンスがないなとつけた後で地味に後悔したものだ・・・
実はもちろん食べられません。
「リュウビモドキ」
???科
その竜のようにゴツゴツした体表はまるで竜の尾のようであり、口から噴射される高密度の炎は竜の息吹にとてもよく似ている。
先のほうはナドラガ・ラフレシアによく似ているが、これはただの葉のようだ。
この植物は炎の領界の植物の中でもあまりにも謎が多すぎる。
外敵が存在しないはずなのに何故分厚い茎を持つ必要があったのか、
何故口から炎を噴射し続けているのか、
掘り続けても一向に見える様子がない根は一体どこまで伸びているのだろうか・・・
細胞を調べた結果、どうやらこの植物はまだ成長の途中のようだ。
現在の姿に至るまでに10年はかかったものと推測できる。
何十年後には一体どうなっているのか、そして成長しきるとどんな姿になるのか・・・
気が遠すぎるため、私は考える事をやめた。
いずれはこの謎も解明されると信じて次の調査に行こう、うん。
これにて炎の領界の植物レポートは全て取り終えましたw
大分時間かかりましたがこれからはアストルティアの変わった植物を色々と紹介していくつもりなので、
今後もバアルゼブルのアストルティア植物学をよろしくお願いしますw
ではでは、次回もお楽しみに!
植物学者バアルゼブル。