大魔王が倒れ、束の間の平和を享受していたアストルティアの住民たち。
しかし、突如として各地で息を潜めていた悪人たち「ヴィラン」が活動を開始した!
ヴィランの狂気じみた犯罪の数々に人々は戦慄を覚え、恐怖に震えることしかできなかった・・・
果たして、そんなアストルティアを変える者は存在するのだろうか?
???「ゲヘヘェ!逃がせねぇぜぇ!マイタケ君よぉ!」
マイタケ「うわぁぁぁ!」
ザッコン「このザッコン様からは誰も逃げられないのさ!」
マイタケ「もうやめて!これ以上されたらオレは・・・オレは・・・」
マイタケ「女の子にモテないクソチビになっちゃうよぉぉぉ」
ザッコン「地面に埋まってるカブに過ぎなかった俺を見下しやがった人間どもを・・・」
ザッコン「地面より低くしてやらないと気が済まねぇのよぉ!!!」
ザッコン「オラオラもっとクソチビになりやがれ!」
BAM! CRONG! GONG!
マイタケ「うわぁぁぁぁぁん!」
今マイタケ少年をしばいているのは赤カブが突然変異を起こして生まれたヴィラン「ザッコン」。
正直名前から三下の臭いがするが、それでも力を持たぬ一般市民にとっては脅威の存在!
彼の最初のターゲットはカブ時代に自らにションベンをひっかけたマイタケであった!
ザッコン「GRRRROOWWFFFF!!!」
彼の過剰極まりない暴力が再びマイタケを襲おうとしたその時!
BOOOOOM!!!
ザッコン「なっ・・・なにやtアバー!!!」
爆発と同時にザッコンを襲ったのは殺意MAXの包丁の群れ!
ZAKU!ZAKU!ZAKU!
ザッコン「ぐはぁぁぁ!」
必死で避けようとしたがザッコンに数本の包丁が突き刺さる!
溢れ出る緑色の血はまるでニホンの緑茶のようだ!
???「チッ死ななかったか・・・」
見計らったかのように包丁を投げた張本人が目の前に現れた。
彼こそがこの物語の主人公!史上最低の・・・
???「何か言った?ナレーションさん^^」
あ、いや何も言ってないです(汗)
無敵のスーパーヒーローの間違いでした!
お願いだから鎌を向けないで(汗)
ザッコン「やろぉぉぉ!何しやがんだ!この非常識野郎!」
マイタケ「お前が言うな!」
マイタケ「あとよく見たら飛んできたのうちの包丁じゃねーか!」
???「細かいことはどうでもいい・・・」
マイタケ(いやよくないから!)
ザッコン「このザッコン様に包丁を投げやがった貴様は何者だぁ!?」
???「私は正義の執行者・・・」
『ブラックジャスティス!!!』
『正義の元に・・・』
『ぶち殺す!!!』
(後編へ続く!)