(前編からの続きです!)
???「私は正義の執行者・・・」
『ブラックジャスティス!!!』
『正義の元に・・・』
『ぶち殺す!!!』
ザッコン「へ・・・?」
マイタケ(な・・・何を言ってるんだこいつ・・・!)
マイタケ(ヒーローなはずなのにあんな殺害宣言しやがった!)
ザッコン「こ・・・こんなコスプレ野郎に俺様がやられてたまるかぁ!」
ザッコン「URAAAAAAA!」
ブラック「・・・おいお前」
ブラック「超素敵な黒い英雄様と呼べ!この金〇袋野郎がぁぁぁ!!!」
シャウトと同時に銃を抜いたブラックは、ザッコンの金〇袋へ銃弾をぶち込む!
BANBANBANBANBAN!
ザッコン「ギョェェェェェ!!!」
マイタケ「り・・・理不尽だ・・・!とてつもなく酷い理由で金〇袋撃ってるよあの人!」
体の大事な部分を撃たれたザッコンはもはや満身創痍!
瀕死のザッコンに向けてブラックは背中の大鎌を構えた!
ザッコン「や・・・やめろ・・・まだ死にたくない!」
ブラック「そうか、死にたくないか・・・」
ブラック「なら・・・」
マイタケ(よかった!相手を助けようとするとはさすがにここはきちんとヒーローなんだね!)
ブラック「金を寄越せ!」
マイタケ(えええええええええええええ!?)
ザッコン「も・・・もってましぇぇん・・・」
もはや自らの尊厳すら忘れたザッコン、哀れ!
ブラック「ん?よく聞こえなかったな、もう一度!」
足へ発砲!
BAN!
ザッコン「ぎゃあああ!嘘です!あります!ありますから許して!」
ブラック「嘘を言うくらいなら金額を言え!」
ザッコン「に・・・2000G・・・」
腕へ発砲!
BAN!
ザッコン「ぎゃあああ!ナンデェェェ!?」
ブラック「それなりに人襲ってるならもう少し溜め込んでおけ!」
ザッコン「そんなこと言っても襲ったのはあのガキが初めてで・・・」
金〇に発砲!
BAN!
ザッコン「ぎゃあああ!ヤメテー!モウヤメテー!タスケテー!」
ブラック「もういい、金はいらない・・・」
ブラック「命だけ置いて逝け!!!」
頭へ発砲!
BAN!
ザッコン「AGAAAAAAAAAAAAAAA!!!」
マイタケ「ひ、ひぃぃぃぃ・・・」
ブラック「さて・・・」
マイタケ(や・・・やばい、絶対何かされる!ににに逃げなきゃでも足腰が抜けて・・・!うわぁぁぁぁ!!!)
ブラック「大丈夫か?」
マイタケ「え・・・?」
マイタケの予想と反してブラックは普通に彼を助け起こした。
読者の皆は忘れているかもしれないが、彼は一応ヒーローなのだ!
最低限助ける人は助けるヒーローなのだ!
色々と取り返しがつかない気もするがヒーローなのだ!
ゼーハーゼーハー・・・
ブラック「あの程度で幸いだった、あれ以上となると犠牲を覚悟せねばならないからな」
マイタケ「あ・・・助けてくれてありがとうございます!」
ブラック「いいさ、気にするな。さて・・・」
マイタケ(やっぱりこの人はヒーローなんだ!最初は犯罪者かヤクザみたいに最悪な印象だったけどこの人がヒーローで本当によかっt)
ブラック「平和防衛費として100万Gをいただきます♪」
マイタケ「・・・あれ?」
ブラック「今のでつい弾使いすぎたからその分も含めて100万Gだ」
ブラック「いやー犠牲者出なかったらどうしようかと思ったけどいてよかったな、うん!」
マイタケ「こ・・・この・・・」
マイタケ「クソヒーローがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
マイタケの叫びは残念ながら誰にも届かなかった・・・
To be continued・・・?