恒例の「あゆっちょとドラクエ」シリーズ!
以前の日誌はどっかにあるので、気になる方は探してw
要約すると「ぼっち小学生のあゆっちょに、ドラクエつながりで初友達ができた!将来はドラクエを作れるような大人になる!」っていうお話。
『プログラマになる!』と息巻いていたあゆっちょ、すくすくと育って中学生になる頃には…
グレていたwww
年上のヤンキーたちとつるんで神社の裏にたむろしてタバコ吸っちゃうとか…夜中に廃墟でデートしちゃうとか…人んちの山の栗を盗むとか…
…
なんか悪さが田舎臭いな…田舎だしな…
ま、まあ、そんな感じでね、『プログラマになる』なんて夢も忘れてぐだぐだと遊びほうけていたわけ。
そんな折に、DQ5の発売が発表されて。
うちは母の教育方針でゲームは買ってもらえなかったので、すごくプレイはしたかったんだけど諦めていた。
DQ5のCMを見たりすると切なかったけれど『ヤンキーと騒いでるのも悪くないや』と思おうとしてたのね。
だって、やりたくたってできないんだもの。
DQ4まではずっと、DQきっかけでできた初めての友達であるA君の家で、二人一緒にプレイしていた。
そんなA君とは中学校も同じだったんだけど、真面目タイプのA君は、すっかりグレてしまったあゆっちょにあまり近寄らなくなっていた。
クラスも別々になっちゃったしね。
あんなに毎日ドラクエのことを話して遊んでいたのに、1年くらいまともに喋らなかったと思う。
正直ちょっと、気にはしていた。
でももう大人なんだし、いつまでも男の子とゲームってのもね…
そんなふうに考えているうちに、DQ5の発売日がやってきた。
確か日曜日だったかな。
急にA君から電話がきた。
『…もしもし』
「DQ5買ったよ」
『…!』
「これから遊びにおいでよ!待ってるから!」
物静かなA君が珍しく、一方的にそう言って電話を切った。
今さらどんな顔して会えばいいのか…
わからなかったけれど、なんとなく、絶対に行かなきゃいけない気がした。
久しぶりに入ったA君の部屋は、全然変わっていなかった。
いつものテレビ、いつものSFC。
あゆっちょ用の座布団まで、前と同じ場所に…
1年も来てなかったのに…
「久しぶりだなー、ドラクエ!楽しみだなー!」
A君は、ことさら明るくそう言って、買ったばかりのDQ5の電源を入れた。
2人で黙って、OPを見た。
そこはまあ、普通の精神状態で見ていたと思うんだけど、イベントが終わって、あの曲。
『序曲』が流れはじめた時。
一気に、急に、ぶわーっと鳥肌が立った。
すごく懐かしいものに触れられた気がした。
無理矢理忘れようとしていたものを強引に引っ張り出された気がした。
あゆっちょの母親は、あゆっちょがA君の家に入り浸ることを快く思っていなかった。
行けばゲームばっかりしているのを知っていたから。
とにかくゲーム嫌いの人なのでねw
あゆっちょはたぶん無意識のうちに、母親を悲しませたくないと考えていたんだと思う。
ゲームは好きだけどしちゃいけない。
しちゃいけないなら、目にしないほうがいい。
だからA君から離れようとした。
ドラクエから離れようとした。
今までとは全然違う交友関係を作れば、それができるんじゃないかと思った。
でも、すぎやま先生のあの序曲を聞いて、ゲーム画面を見たら、もうダメだった。
やりたい。
ドラクエやりたい!!!
コントローラを手に取って一度プレイを始めてしまえば、それまでの気まずさはどこへやら。
小学生の頃のように、あーでもないこーでもない言いながら、何時間もゲラゲラ笑って遊んでいたと思う。
帰り際にA君が、まるでこの1年なにもなかったかのように「また来週来るよね?」と言った。
あゆっちょも、何事もなかったように『うん、土曜日にね』と言った。
また、A君の家でドラクエをする生活が始まった。
ドラクエに忙しくなったあゆっちょは、ヤンキーとつるまなくなった。
そしてしばらくたったある日。
ヤンキー軍団が一斉に補導された。
なんと危ないお薬を使っていたらしい。
さすがのあゆっちょもクスリのヤバさくらいは知っていたので、『あのままあいつらといたら…』と冷や汗が出た。
また、ドラクエとA君に助けられた。
実はあゆっちょがヤンキーと一緒にいることを、他の友達はすごく心配していたらしい。
A君にそれを相談してきた女の子がいて、それでA君は一念発起してあゆっちょを家に招いてくれた、と。
…ドラクエ始めるまで、友達なんて一人もいなかったのになぁ。
いつのまにか、あゆっちょを心配してくれる人がいたんだなぁ…
ま、そんなね、遠い遠い昔のお話でしたとさw
高校でも大学でも一波乱あるんだけどねwww