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ガオー牙王

イッキュウ

[イッキュウ]

キャラID
: MO364-367
種 族
: ドワーフ
性 別
: 男
職 業
: レンジャー
レベル
: 138

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イッキュウの冒険日誌

2026-04-14 13:22:38.0 2026-04-14 14:22:42.0テーマ:その他

光を継ぐ者達 第五章 終焉の果て 第一話 終焉の扉

 第一話 終焉の扉

 洞窟の最奥は、不気味なほど静まり返っていた。

 滴り落ちる水音さえ遠い。
 まるでこの場所だけが、世界から切り離されているかのようだった。

 リクは静かに息を吐く。

 胸の奥に沈む違和感。
 この洞窟に入った時から消えない圧迫感が、今まさに形を持とうとしている。

 三人の前には、巨大な石の扉がそびえていた。

 古代の紋様が刻まれた、途方もなく古い扉。
 大地そのものから削り出されたかのような重厚な存在。

 その扉が、ゆっくりと動き始める。

 石と石が擦れ合う音が、洞窟に響いた。
 封印が、解かれていく。

 その瞬間。

 扉の奥から冷たい風が吹き出した。

 温度を失った空気が、命を削るように流れ込む。

 三人は息を呑む。

 扉が完全に開いた。

 闇の奥から、一つの影が歩み出る。

 一歩、また一歩。
 音もなく、確実に。

 やがて、その姿が光に照らされた。

 骨のような真珠色の髪。
 闇に浮かぶ真紅の瞳。

 巨躯の女。
 美しいが、そこに温度はない。

 あるのはただ、終わり。

 その手には、巨大な骨の斧。

 一歩踏み出した瞬間、洞窟が軋んだ。

 空気が沈む。

 まるで世界が、この存在を拒んでいるかのようだった。

 セリアの喉が震える。

 「……骨喰らいの魔王」

 魔王は三人を一瞥した。

 それだけで、背筋に冷たい刃が走る。

 やがて口を開く。

 「よくぞここまで至った」

 低く、魂に響く声。

 「三闘士の継承者よ」

 三人は武器を構えた。

 リクが睨む。

 「お前が……魔王か」

 「いかにも」

 紅い瞳が揺れる。

 「我こそ終焉をもたらす者」

 斧がゆっくりと持ち上がる。

 「すべての生命を滅ぼし、世界をあるべき姿へ戻す存在」

 その言葉を遮るように、バロムが叫んだ。

 「そんな事、させるかぁぁッ!!」

 巨体が跳び、槌が唸る。

 だが――止まった。

 魔王は片手で受け止めていた。

 力みすらない、絶対の存在。

 「なにッ!?」

 バロムは跳び退く。

 リクが踏み出す。

 「僕たちは未来を自分たちの力で選ぶ!」

 セリアも続く。

 「すべてを壊して終わらせるなんて許しません!」
 魔王は首を傾げる。

 「……勘違いしているな」

 空気が重く沈む。

 「飢餓」「戦争」「貧困」「差別」「嫉妬」「憎悪」

 一つ一つが重く落ちる。

 「我は負の感情の集合体」

 「この世など無くなればいい――その願いの具現」
 斧が地面に触れ、空気が震えた。

 「我こそ万物の願いの化身」

 「世界の理」

 逃げ場のない重圧。

 「死こそ平等。ゆえに分け隔てなく与える」

 紅い瞳が細まる。

 「それを拒むお前たちは、卑しい存在だ」

 そして――

 「もう一つ」

 三人の体が強張る。

 「お前たちは英雄ではない」

 「我を完成させるための贄だ」

 「……なんだと?」

 リクが呟く。

 魔王は静かに告げる。

 「我はこの時を待っていた」

 「原始獣フォドラスの遺骸を手にし」

 「完全体へ至るために」

 紅い瞳が光る。

 「三闘士の継承者が集うこの時をな」

 三人は理解した。

 誘き出されたのだと。

 魔王は斧を掲げる。

 空気が震える。

 「さあ」

 低い声。

 「始めよう」

 紅の瞳が燃える。

 「我が完全体へ至る戦いを」

 斧が振り上げられる。

 「世界を終焉へ導くために」

 ――終末の戦いが、今、始まる。
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