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ガオー牙王

イッキュウ

[イッキュウ]

キャラID
: MO364-367
種 族
: ドワーフ
性 別
: 男
職 業
: レンジャー
レベル
: 138

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イッキュウの冒険日誌

2026-04-14 15:24:39.0 テーマ:その他

光を継ぐ者達 第五章 終焉の果て 第五話 光の戦士達

 第五話 光の戦士達

 ――諦めるんじゃねえぜ!兄弟!

 その声は、闇を裂いた。

 初めて聞くはずの声。

 だが、懐かしい。

 (……この声は……)

 沈みかけた意識が、浮かび上がり、重い瞼を押し上げる。
 視界は霞み、焦点は定まらない。

 それでも――

 見えた。

 転がる閃光の斧の傍に、一人の男が立っている。
 輝く金髪が、崩壊する空の光を受けて揺れていた。
 鋭い眼光。

 一歩踏み出すだけで戦場の空気を変えてしまうような、圧倒的な存在感。

 ドワーフの男。

 だが、その佇まいは、ただの戦士ではない。

 「いつまで寝てんだ! 兄弟!」

 豪快な声が響く。

 その一声で、空気が震えた。

 「このままじゃ、世界が終わっちまうぜ!」

 「……っ!」

 リクの意識が、一気に覚醒する。

 肺に空気が流れ込み、鈍っていた感覚が一気に戻ってくる。

 「バカ兄者! この状態で起き上がれるわけないじゃないか!」

 軽やかで、それでいて芯の強い声。
 震天の槌の傍に立つ、白髪のドワーフの女性。

 荒々しく結い上げられた髪。
 腕を組み、呆れたようにため息をついている。
 だが、その瞳は戦場を見据える獣のように鋭い。

 「よっしゃ!まずは回復だな!」

 カブが笑う。

 「ドルタム!」

 「うん、わかったよ兄ちゃん」

 穏やかな声が応じる。

 賢哲の盾の傍に立つ男、ドルタムが静かに一歩前に出た。

 彼が手を掲げた瞬間、空気が変わる。

 「ベホマズン」

 その一言と共に、膨大な魔力が天から降り注いだ。
 柔らかく、それでいて圧倒的な密度を持った癒しの光。

 リクの身体を包み込む。
 砕けていた骨が、音もなく組み上がる。
 裂けていた肉が、内側から再生していく。
 焼けるような痛みが消え、代わりに力が満ちていく
 「……っ!?」

 思わず息を呑む。

 これまで受けたどんな回復魔法とも違う。
 桁違いの癒しの力。

 「……あなた達は……」

 リクが呟く。

 カブがニヤリと笑った。

 「ん?オレ達か?」

 胸を叩く。

 「オレはカブ!」

 隣を親指で示す。

 「こっちが妹のナンナ!」

 ナンナが軽く手を振る。

 「そして、弟のドルタムだ!」

 その名を聞いた瞬間、リクの心臓が強く打つ。

 「カブ……ナンナ……ドルタム……」

 記憶の奥底に刻まれていた名。

 「……まさか……三闘士……?」

 カブが豪快に笑った。

 「おう!」

 「オレ達が三闘士だぜ、兄弟!」

 その言葉と同時に。

 空気が、わずかに震えた。

 まるで、伝説そのものが現実に現れたかのように。
 その時。

 「……う……」

 セリアとバロムが、ゆっくりと目を覚ます。

 リクはすぐに駆け寄る。

 「セリア!バロム!」

 「……これは……」

 セリアが息を整えながら周囲を見渡す。

 「なんだ……この状況は……」

 バロムも眉をひそめる。

 ドルタムが静かに説明する。

 「僕たちは、武器に宿った三闘士の魂の残滓」

 「世界が危機に瀕した時のために、後世に力を残したんだ」

 ナンナが肩をすくめる。

 「つまり助っ人ってことさ」

 カブが笑う。

 「助けに来たぜ! 兄弟!」

 だが。

 リクは、空を見上げた。

 そこにあるのは――

 黒い太陽。

 脈打つ終焉。

 世界そのものを飲み込もうとする絶望の塊。

 空間が歪み、色が失われていく。

 「……でも……もう……」

 言葉が、途切れる。

 その時。

 「なぁに、大丈夫さ」

 カブが笑う。

 「お前達の戦いは、全部見てた」

 「未来を選び取ろうとする、その意志もな」

 鋭い視線。

 「今のお前達なら――やれる」

 ナンナが笑う。

 「あたし達も力を貸すよ!」

 ドルタムが頷く。

 「力を合わせれば、大丈夫」

 リクは振り返る。

 セリアとバロムが、迷いなく頷いていた。

 「やりましょう、リク」

 セリアは迷いなく言い切る。

 バロムが笑う。

 「いっちょ、ぶちかましてやろうぜ!」

 リクは頷く。
 胸の奥に、確かな熱が灯る。

 「……ありがとう、みんな」

 斧を握る。
 力が戻る。
 いや、それ以上だ。

 「世界を救おう!!」

 その瞬間。

 三つの武器が、共鳴する。

 閃光の斧。

 震天の槌。

 賢哲の盾。

 六人が並び立つ、その視線の先――

 終焉王ネクロ・フォドラス。

 「まずは、あそこだね」

 ドルタムが手を掲げる。

 「任せて――トベルーラ!」

 光が広がり、身体が浮く。

 六人は一直線に空へ。

 迷いなどなかった。
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