太古の昔より
世の流れは見えない調律により回されている。
人も動物も植物も生を受けた者は
必ずしも幸せな事ばかりではない。
この世には
生きとし生けるものが歩む道筋を司る精霊が存在する。
始まり・終わり、幸運・不運……
全ては誰も知らない精霊たちの立てる理から成り立っているのだ。
手を差し出し、薄く微笑む
見た目からは人であるのか
そうではないのか、見分けのつかぬ佇まい。
この者は「終焉」を司る精霊だ。
「終焉の精霊」は常に終わりを決する。

人は終わりの時を恐れるものだと聞く。
だが終わりは皆、平等に必ず訪れるものだ。

生ある者の最期の輝きを目にする瞬間だというのに。
抵抗するではない。
終焉こそがこの世で1番美しい。
お前たちがどんなにあがこうと…

黄泉への導きからは逃れられないのだ。
我が彼岸の花吹雪に包まれ
静粛に美しく潔く散りゆくがよい。
冷たく艶めかしい花吹雪は
どんなに偉大な功績を残した者も
どんなに慕われていた者も
孤独であった者も
一瞬で包み込み、この世から連れ去る。

人が生まれの祝福への喜びを感じられるのも
終焉を決する「終焉の精霊」が存在するからこそ。
始まりがあれば
終わりがある
終わりがなければ
始まりも存在しないのだ…。
「終焉の精霊」
おわり。
・‥…━━━☆
※この物語はフィクションです。
全てジルちゃんの妄想です。ご了承下さい。
#会心のタクティカ帽ロブ
#艶ディ
#jillstyle
X:@CreaJill_DQX
【独り言】
どうか、グレた女子高生のネタとのギャップを
感じすぎずにお読み頂けたら幸いでございますw
最後までお付き合いありがとう★
ではまたね!