人間・魔族・悪魔・天使…
この世には様々な種族が存在するのは
皆様承知の事であるが…
遥か遠い、紫雲月には
吸血鬼の潜む闇の世界がある。
その中でも時より吸血鬼と人間が
愛し合う事もある。そして生まれる子は
「dhampir」と呼ばれている。
吸血鬼と人の混血の子供は
互いの種族の環境の大きな違いから
生まれても悲惨な末路を辿る事も多い。
しかしその中で逞しく育ち
中でも吸血鬼としての血の覚醒をした子供は
純血の吸血鬼よりも強い力を持っている。

こちらの令息もその1人のdhampir.
父上である高貴なる身分の吸血鬼に
大切に育てられ、成長した。
前談で記載の通り…強い力を持っている。
令息は父上からの言いつけで
留学をして住まいの屋敷を留守にしていた。
留学先は魔界の魔族貴族の家系に
世話になっていたが…
100年の留学期間を終えて
晴れてこの度、帰還する事となった。

「ただいま戻りました。
皆、変わらずに過ごしておりますか。
姉上は相変わらずなのかな。」
令息の姉上は非常に食欲旺盛なdhampirの令嬢。
お年頃で結婚相手を募集中も
ご成婚に至る前にお相手の血を吸い尽くして
昇天させてしまうのだ。
一方こちらの令息は…
「やぁ君は僕が留学に出る頃
まだここにいなかったよね。初めまして。」
初見の執事に気さくに声をかけるなど
一見お行儀は良さそうである。
懐かしい故郷の屋敷で寛ぐ令息。
我が家を歩き、皆に挨拶する中で
廊下を掃き掃除する1人のメイドに
目を向けた。
「おや…あなたは…」
「…美しい瞳をされていますね。
少しだけ夜風に当たりにご一緒して頂けませんか」
この屋敷ではメイドは働く上で
屋敷の主とそのご家族と
個人的な行動をしてはならないという決まりがある。声をかけられたメイドは迷わず断ろうとした。
しかし、令息に麗しく見つめられ…
拒否できずに一緒にテラスへと出た。
テラスで2人は和かに会話をし
何事もなく屋敷の中へ戻った。
別れ際に令息はメイドに声をかける。
「美しいお嬢様」

「あなたの血は…とても美味しそうですね。
ひと口だけ、ほんの少しだけでよいので…
†味わってもよろしいかな…†」
令息の鋭い爪が
メイドのほの白い首筋を撫でる…
ほんのひと口のつもりが…
ひと口吸われたお相手のメイドは
令息にすっかり魅了され、そのまま身を任せた。

そして屋敷から1人メイドは消えた…。
令息の帰還でまたも
執事長と謝罪上手の執事が
「後始末」に走る事となった。
食欲旺盛でなかなかお嫁に行けない姉上の令嬢に
妖艶な麗しさでお相手を魅了してしまう弟君の令息。 2人のdhampir…
お父上と執事たちは…
これから更に、頭を悩ませる日々が
待っているに違いない。
「dhampir令息の帰還†」
★あとがき★
皆さんこんにちは♪
今回は最近個人的ムーブメントなテーマ
「dhampir」遂に僕も吸血鬼と人間の混血w
昨日と10/13に僕が執事役で描いた
dhampir令嬢のいる家系に、実は令息もおり
留学で留守にしていたのです!
100年いなかったのだ…!w
えー読んで下さってる方もいますが
こちらは別キャラのクレアの
dhampirお嬢様シリーズのリンクストーリーです。
クレアとジルのリンクストーリーは
実は前からちょいちょいやっておりますが
今回のdhampirシリーズは、既に執事役に
フレのラヴィちゃんを巻き込んだり
自分的にめっちゃくっちゃ面白いですw
クレアの令嬢も美しく描いてますが
果たしてお嫁に行けるのか!?が大きな看板ですね。クレアサイドの日誌もよければ読んでみてね(〃ω〃)
そして僕はもう執事長もやれば、
弟の令息もやるという…ホント楽しいです←
さぁこれからこの2人のdhampirは
どうなって行くんでしょうか…。
Butler and chief butlerの気の休まる日は
来るんでしょうか!?
これからの展開に乞うご期待下さい。
(リンクストの時はこのように
毎回自らハードルを上げまくって頑張りますw)
では!
今回も皆様、僕の大妄想に
お付き合いありがとうございました。
それではまたね★
#jillstyle
#艶ディ