ざぶの冒険日誌

ハウジングとは、かくも時間をとばすものか・・・
深夜すぎるざぶです。

これまた遅々とした歩みですが、
代行させていただいたおうちがようやっと
完成しました・・・！

今回のテーマは、そう、
　≪吉原花魁の世界・遊郭≫

高い塀にかこまれ、決して外には出られない、
でもその中では、美しく咲き誇る憧れの存在。
そんな、哀しくも艶やかな、
そう、色気です( ・∇・)

持ち合わせているはずもない色気を、
アフロを掻き乱してつくった遊郭、
ご紹介させてくだせぇ！ 1枚目のお庭は、
まさに吉原の町並みをつくりたかった！

お面やさんの屋台を呪いのように重ねまくり、
渋柿を縦に差し込んでこさえた
町屋の窓が、ほんわりとした灯になってお気に入りv 灯籠から中に入ると、遊郭の門構えが。

窓の奥から手招きする花魁たちをつくりたくて、
試行錯誤の末に、紅玉館のベッドの天蓋部分と
蝶飾りのついたて、パピヨンベッドを重ねて
ようやく窓の中にある空間が見せれるように・・！

奥がちらりと見えて、ほんのり漂うあやしさ、
美しさ、そんな雰囲気が出てるといいなぁ。 遊郭の奥に入り、角を曲がったその先には、
すぽーんと抜けた幻想的な中庭を。

映画『さくらん』が好きで、家主さんのドレア
イメージからも、ここだけは自由を感じられる、
そんか抜けた中庭にしてみました。

紅葉の壁があまりにまっすぐなコなことに
だいぶと苦労したわいな・・・
ぼわっと広がりをつくりたかったので、
水の領界のサンゴランプを重ねています。

さらにその先にある階段を上がると・・・ 旦那さまとの一夜をすごす、艶やかな床を。

妖艶で美しいけれど、外に出られない、
そんな虚しさを、檻のついたてと、
ふすまの花に絡め取られたような
蝶でつくってみまひた。

やー・・・なんというか、
艶やかなエロさとは・・・最後の最後まで
足掻いたハウジングとなりまひたが、
イメージにかなり近付けられた気がすふ・・・！


家主さんにも気に入っていただき！
公開の運びとなりました(*´Д｀*)

捻り出した妖艶の世界、堪能いただけたら
もう感無量でございます。

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　グレン住宅村5091丁目
　雪原地区3番地
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施工:おざぶ工務店