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幸福のプリンセス

フロヲラ

[フロヲラ]

キャラID
: HU974-777
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 130

ライブカメラ画像

2D動画 静止画
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フロヲラのプレイヤーイベント

2021-10-24 14:27:25.0 テーマ:プレイヤーイベント告知

イベント名
風物詩アフロの集い 『  空を飛ぶために  』【前夜祭協賛】
スケジュール
  • イベントのはじめ
  • 2021-11-10 22:30:00.0

  • イベントのおわり
  • 2021-11-10 23:30:00.0
イベント開催
場所
  • サーバー名
  • サーバー21

  • 開催場所
  • メギストリス花壇周辺
    他に何かやってる人たちがいたら、隅っこで集まります。
参加条件
  • あり
  • ● アフロの方(※1)
    ● アフロが好きな方
    ● 風物詩アフロとはどのようなものか興味がある方


    ※1
    アフロになれない種族の方は、他のボリュームのある髪型で代替してください。
    エル子は4番、エルオは1番の髪型です。
    ドワ子、オガ子の方は5番の髪型です。
    なお、イベント中は、これらの髪型もアフロと称します。
イベントの内容


バージョンアップが近づいてきましたね。
つまり、アフロにする季節がまたやって参りました。
風物詩アフロのお時間です。


■風物詩アフロとは?
バージョンアップ前にはアフロにして、来たるべき新バージョンを待つ、アストルティアの厳かな風物詩です。

アフロを見た人たちが、「ああそろそろバージョンアップなんだなぁ」と思う、季節の移り変わりを示す風流な儀式です。

詳しくは、拙日誌を見てください。
http://hiroba.dqx.jp/sc/diary/158600746010/view/4333310/


■風物詩アフロの集いとは?
せっかくなので集まって写真を撮ろうというイベントです。
ゆるく集合、ゆるく解散。
何をするわけでもありません。
街行く人にアフロをアピールすることが目的です。

今回の推奨ドレアは「空を飛ぶためのドレア」です。
バージョン6ではドルボードが空を飛ぶとか!?
どんな風に飛ぶのかはまだわかりませんが、舞台も天界ですし、用意しておいて損はない!
一口に空を飛ぶ、と言っても、飛行機か、魔法の力か、天使の羽根か、飛ぶ手段は様々です。
どんな風に飛ぶかを考え、それにに合うドレアをぜひ。
もちろん、普段の格好でも構いません。あくまで推奨ドレア、です。



本当にただ叫んでるだけなのでお気軽にお越しください!



■写真の公開について

このイベント撮った写真はTwitterや冒険日誌上で公開する予定です。
参加者・見学者の方も、冒険日誌、ブログやTwitterで自由にアピールしてください。

ハッシュタグ: #風物詩アフロ


見学も歓迎!
プレイヤーイベントに慣れていない方も、どしどしお越しください!



■今回の物語 (読み飛ばし可



教室の、わずかに開けられた窓から夕暮れの温度が流れてきていた。秋特有の、肌寒く、すがすがしいあの空気。耳を澄ますと運動部の声がかすかに聞こえる。遠くで笑い合う子供の声、巣に帰る鳥の声、大股に廊下を歩く足音、勢いよく開けられる扉の悲鳴、遮るものが無くなってより一層荒々しい音を立てるリノリウムの床。
「空を飛びたいとは思わないかねカエデ君」
制服の少女は、窓際まで早足で寄ってきて、腰に手を当てたポーズでそう言った。仕方なく、カエデは読んでいた文庫を閉じて少女――ミカンを見上げた。今日もまた、色づいた果実色のアフロがふわふわと揺れている。
「飛びたいかどうかで言うと、飛びたいね」
「そうだろうそうだろう。飛びたいと思わないのは飛べる人だけなのだよ。あたしは飛べない。従って飛びたい。飛ばなくてはならない」
「免許もないのに? 学生だし、一人前の証もないよ」
「今はまだ、免許は要らないのだよカエデ君。講習を受けると当局の審査が通りやすくなるだけで、なくてもどうにかなるのだ。そのうち免許制度になるとは言われているがね」
知らなかった。カエデは飛べないが、飛びたいと思ったことあっても飛ぼうと思ったことがなかったから。
「でも飛行型ドルボードって高いんでしょう?」
ドルワームを中心に飛行型ドルボードの研究は進んでおり、既存のドルボードの倍程度の高さまで飛べるドルボードは市販され始めている。ただし、学生に手が出る値段ではない。今はまだ、近距離なら馬車が、遠距離なら鉄道の方がよいと言われている。趣味の段階なのだ、要するに。
「高い! もっと多くの人が購入し普及することで廉価になっていくが、そのためには高くても買う人が必要なのだ。そこで!」
ミカンは、前の席の椅子に逆向きに座り、ささやくように片手を口の横に当てた。仕方なく、カエデも耳を近づける。
「お金持ちが、買いたくなるように仕向けるのだ」
ささやくような内容では全然ない。わかってはいたが。
「どうやって?」
「飛びたくなるようなファッションを流行らせる! 飛ぶためのドレアになると、人は飛びたくなるのだよカエデ君。トンカチを持てば釘を探しまわるし、牛乳が売れ残っていればケーキを食べたくなる!」
「おいしかった? チョコでしょ」
「うまかった! 何故わかったのだ!」
と言いながらミカンは口元を拭った。
「それはさておきまずはメギでファッションイベントをやろう。空を飛びたくなるアフロドレアで集まってもらうのじゃ。君もアフロにしてドレアを考えたまえ」
「アフロ? なんで? わたしも?」
「君も! アフロならどんなドレアも似合うからな! 日程などはまた連絡する! ではそういうことで!」
一人だけ、夏の続きに生きているような勢いで、ミカンは足早に去っていった。承諾した覚えはないが、ミカンの中ではカエデもアフロになることになっているのだろう。しかし、まぁ――
「それもいっか」
秋になると人肌恋しく、大らかになるのが人なのだ。多分ね。

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