あれはなんだ!
アストルティアの上空に大きな浮島が突如現れた!
浮島の上には一人のスライム王がかわいく座っていた。
「ぼく、天空のスライム王。悪いスライムじゃないよ」
アストルティアの人々、モンスターたちがそのスライムの出現にぽか~んと
口を開けていると、
天空のスライム王の両目が突如煌煌と光を放ちだした。
すると、磁力にも似た不思議な力で、
あれよあれよとアストルティア地上のアストルティア中の
武器という武器が浮島に吸い取られていくではないか!
ただ、なぜかフライパンだけは地上に残ったが‥‥。
人々は戦うことをやめて、
ぽか~んと口を開けてはいたが、
そのフライパンでおいしいフランスパンを焼いて、
フランスパンでお互いをつつきあったり、
ジャムやマーガリンを塗って美味しく食べあった。
スライム王は言った。
「集めた武器はみ~んな天空の溶鉱炉で溶かして調理器具にしちゃったもんね~。」
そして、天空から調理器具だけがアストルティア地上に降り注ぎ、
人々は戦意喪失して、美味しく食べ物を分かち合ったりダンスしたりするだけの生活になったとさ。
おしまい
めでたしおひたし。