もう届かない
場所に来てしまった
振り返っても君は居ない
いつも笑ってくれてたのに
病室の中
ベッドに横たわる君
「・・・大丈夫だから」
その言葉を信じていたのに
あの日 言った君のウソ
「・・・君は・・本当に死ぬの?」
イタズラな笑みを浮かべて僕に言った
「全部ウソ」
それが本当にウソだったら良かったのに
君が後ろから僕を抱きしめて
「・・・私・・何もなくないよね?」
不安そうに僕に聞く
そうだよ?君には何かがある
その何かを見つけに行こうよ?
僕が傍に居るから
でもね?
もう わかってるんだよ?
お互いにあげた物がある
少しずつ弱っていく君
何もできない自分を殴りたくなる
「・・・覚悟してください?」
・・・ウソだと言ってくれよ?
そんなリアル要らないよ!!
浜辺で誓い合った
君との約束
「私は生きるから」
そう言ったじゃないか!?
息を乱して
その時を静かに待つ君
君の名前を呼んで
永遠を願った
君は僕に
こう言った
「・・・私のこと・・好きって言って?」
感情のまま想いを叫んだ
「君の事を愛している」
君は静かに息を引き取ってしまった
・・・なんで・・死んでいるのに
・・・そんなに・・幸せそうなんだよ!?
その笑顔を僕は
生涯 忘れることはなかった
君がくれた最高の笑顔
君の事を未来へ連れて行くね?
いつも笑ってくれてた
その笑顔ごとね?