ルーマニアの若き王子は、父王の暗殺により僅か9歳で即位します。
政略結婚ではありましたが7歳年上のいとこのエリザベータと結婚します。
二人は愛し合い、仲睦まじく暮らしていました。
「愛の神殿」
人々は敬虔なカトリックである二人が暮らすこの屋敷を「愛の神殿」と呼んでいました。
黒海を並走する二人
当時のルーマニアには、オスマン・トルコ軍が頻繁に攻め入っていました。
しかし若き王は勇敢に戦い毎回撃退していました。
トランシルヴァニア地方には平穏な時が流れていました。
ところが、業を煮やしたオスマン帝国は強大な軍隊を送り込みます。
オスマン・トルコ軍の兵力は倍以上で激戦が予想されました。
戦場に向かう若き王
死をも覚悟していた若き王は「死してもまた会おう」と愛妻エリザベータに伝えます。
戦いは激烈を極めますが、敵の策略により、若き王が戦死したとの誤報がエリザベータのもとに届けられます。
王妃は絶望し塔の上から身を投げ自殺します。
城に戻った若き王は、自殺したエリザベータの霊魂が神に救済されない事を知らされます。
若き王は神に復讐を誓い、血を糧に生き永らえる吸血鬼へと変貌します。
400年後の再会
不死の身となった若き王がエリザベータの転生ミナに再会するのは、
400年後のロンドンです。
ヘルシング教授に追い詰められた若き王は深手を負いますが、ミナと共に城に姿を消します。
ミナの愛の力で平穏な表情に戻った若き王は安らぎを求めます。
全てを悟ったミナは若き王にとどめを刺し、若き王は最愛の人の手により
400年に及ぶ不死の苦しみから解放されるのです。
※ブラム・ストーカーの「吸血鬼ドラキュラ」を参考に自作のハウジングを紹介しながらストーリー仕立てにしてみました。