キータの冒険日誌

「今夜も祭りだ！」

よしと副団長の号令から、今回の戦いは始まった。

迷宮に出現した「魔王」の討伐が目的だ


強大な敵に相対するため、今度はもう一人の副団長ジュジュさんも
参戦した。
さらに、騎士団員の中のアイドル的存在だと言わせ…言われている
アミーサさんも加わり、
私も本職である戦士で参戦することが出来た。


しかし、私が初戦ということもあり、戦闘前のミーティングは
丁寧に行われる。


よしとさん　「基本は体当たりで大技を封じて」
アミーサさん「ぐるぐるメガネ必須だよ」
私　　　　　「分かりました！」
ジュジュさん「しっかり写真撮ってくれよ」

よしとさん　「ネクロゴンドの波動に注意して」
アミーサさん「ふわふわわたあめはある？」
私　　　　　「ありますが、体当たり狙います」
ジュジュさん「日誌に出るなら髪型整えてこよう」

アミーサさん「私がキラポンするから」
よしとさん　「ＯＫ」
私　　　　　「宜しくお願いします！」
ジュジュさん「ドレスアップしてくればよかった…」

よしとさん　「火力はジュジュだから」
アミーサさん「壁に専念してね」
私　　　　　「ラジャー！」
ジュジュさん「え」


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・・・・ かくして始まった魔王バラモス戦。

構成は　戦・僧・僧・魔　という、安全に配慮されたパーティ。
しかし、敵は「魔王」油断する事はできない。





まずは、敵のネクロゴンドの波動→はらわたをえぐるのコンボを
証効果が発動した２連体当たりで封じる。

すると、アミーサさんとよしとさんが手際良く、補助呪文を配り終え、

ジュジュさんは魔法陣を張り、魔力を覚醒させる。

ズッシードのかかった身体でバラモスを抑えていると、
すぐさま後方から、高威力のメラミが放たれる。

敵の攻撃は確かに強力だが、的確によしとさんとアミーサさんの
回復がかかり、拮抗した戦況が続く。

と、ここで魔王は魅了の舞いを踊り始める。
魅了を喰らってしまうと怖いが、アミーサさんの助言のおかげで耐性は
あり、隙の多い技なので、このタイミングで刃砕きを入れる。

攻撃力を低下させ、少しづつ優勢な状況となっていく。

すると今度は、魔王が両手を振り上げる。
ネクロゴンドの波動の合図だ。

ここで後援の３人は同時にジャンプをする。
私は前に陣取り、両手を５度振り終わる前に
全身を使ってバラモスを突き飛ばす。

体当たりによって体制を崩された魔王は
こちらのはらわたをえぐりにくる。
初撃を武器ガードではじくが、２撃目を喰らい、倒れてしまう。

するとすぐさま、よしとさんのザオラルとアミーサさんの
キラキラポーンが、お互いの効果の邪魔にならない絶妙な
タイミングでかかり、完全復活をなす。

すぐに魔王の背後から体当たりを打ちこみ、怯んだ隙に
ジュジュさんのメラミが放たれる。

激しい戦いだが、よしとさんとアミーサさんの確実なサポートと
ジュジュさんの高威力のメラミによって、少しづつ魔王を追い詰める。



しかし、魔王は甘くない。

標的を攻撃のかなめであるジュジュさんに定めると、
私の壁を抜き、ジュジュさんのはらわたをえぐりとりにきた。

ここで壁と後援との距離が縮まり、範囲技の圏内に全員が
入ってしまう。

さらに魔王は、暗黒の舞いを踊り始める。
後援３人の特技を封じた上で、今度は両手を振り上げる。

とっさの判断で、ジャンプではなく体当たりを入れようと…


　キータに１５０８のダメージ！
アミーサに１５０５のダメージ！
ジュジュに１５１１のダメージ！
　よしとに１５０３のダメージ！


噂には聞いていた、ノーモーションのネクロゴンドの波動。

まさかこのタイミングで…


すると、よしと副団長が起き上る。
保険として、事前に天使の守りを受けていたようだ。

もう一人の僧侶、アミーサさんの元へ向かい、蘇生を行おうとする…

が、その行く手を魔王がさえぎり…












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※写真はイメージです






写真を撮る暇がなかったので、最初の１枚以外の写真がありません。
ジュジュ副団長、ごめんなさい…

まずなにより、私の経験不足が否めませんが、
一番の恐怖は、ノーモーションネクロゴンドの波動、
回避方法に検討がつきません。

次に行くのがいつになるのか、福引運のない私には
分かりませんが、次までにきっと
「ネクロゴンドの波動」対策を万全にしておきたいです。


よしと副団長、アミーサさん、ジュジュ副団長。

今回はありがとうございました！！！！