「【考察】ゼニアスマスはニジマスの亜種なのか? 後編」まで、イロハさんの考察を元にゼニアスマスが亜種か検討しましたが、さらに僕からピンク色の理由を二つ提案して検討します!
<2>養殖+突然変異体?
それ持ち出したら何でもアリじゃん!という声が聞こえそうですが、とりあえず話します……
簡単に言えば、「養殖してたら突然変異でピンク色のニジマスが生まれ、その遺伝子を人の手で広めた」というものです。
何でもニジマスは生育環境が作りやすくて病気に強く、養殖向きなんだとか。そんなこともあって原産の北アメリカ大陸西岸から世界中に養殖や放流がされました。日本にいるニジマスは実は外来種です。
川辺の休憩所でゼニアスマス(又はニジマス)を養殖する理由として、荒れたシュタール鉱野で食糧確保が難しいことが挙げられます。周囲の海で釣れる魚で食べられるのはスズキぐらいで、サメもいるし魔物もいるし釣り場としては危険です。
ここは採石場があるように、鉱業が盛んだったと思われます。仕事のために食料が必要だったのでしょう。

タービア高原では作物が生産されているのだから、そこから持ってこれば良くない?家畜だって飼育できるのでは?という疑問も出ましょうが、現地調達ができれば高原および高原にあるアマラーク王国からの往路の荷物は減らせますし(どのみち復路で鉱物をたくさん持ち帰りましょうが笑)、魔物に襲われて荷物を捨てて逃げても多少何とかなるでしょう。長距離肉を運ぶときは腐敗も心配ですし。
そんなわけで養殖していると、偶然ピンク色のニジマスが生まれたとします。その美しさに魅入られた人が、ピンクのマスを増やしたい!と思い、交配を開始。するとピンクの体色が遺伝的に顕性だと判明し(優性・劣性を顕性・潜性と言うのが最近広まりつつあります。僕は後者の方がしっくりくるのでこっちを使います)、通常色よりも反映されやすかったら?ピンク個体が増加し、最終的にはピンクばかりになったとか?実際ニジマスは、白いアルビノ個体や、黒い斑紋のない個体が突然変異で発見され、顕性だったために続々と養殖されているようです。
同じように、大人しい性格の個体も人工的に増殖された可能性があります。結果、ピンク色で大人しいゼニアスマスが生まれ、増加したことも考えられます。つまり、品種改良の産物かもしれません!
<3>警戒色?
いよいよ最後の説!
警戒色とは、敢えて外敵に目立ちやすい体色や模様を持つことで、自身に手を出すと危険だと警告し、身を守るものです。スズメバチやシマダコのように実際毒や不快な化学物質を持つもの(それらが共通した派手な色や模様を持っていれば、ミューラー型擬態と呼ぶ)もいれば、シロオビアゲハやトラカミキリなど有毒ではないが有毒な動物の警戒色に似た色を持って撃退効果にあやかろうとするもの(ベイツ型擬態)があります。
イロハさんは大人しさの理由に天敵がいないことを挙げていましたが、ここでは天敵はいる(正確には、いた、今はいない)と考えます。川辺の休憩所の対岸のタービア高原で釣れる魚には、強い肉食性のオオナマズや

パイクがいます。

それらがやってきて捕食されないか?そこで役立つのが警戒色!
さあ、いよいよこちらの写真の真の出番です!

結晶と似た色をしたゼニアスマス。ズバリ、結晶に擬態しているのではないか?
もっと言えば、ジア・クト念晶体に擬態しているのではないか⁉
空飛ぶ結晶が何かの拍子に川に落ちることがあったかもしれません。有毒なビスマス結晶、違うとしても得体のしれない結晶を、口に含むのは怖いのでは?
その結晶に、あるいは念晶体そのものになりきることが、ゼニアスマスの生存戦略。そして天敵を遠ざけたことで、安心したか油断したか、大人しくなったのではないのか?という説です^^
ここまで来ると亜種では?と思いたいけど、地域個体群の可能性は棄却しきれません。毒やジア・クトの力を宿すところまで来たら、立派な亜種!いや、別種?
以上をまとめると、「ゼニアスマスはニジマスの亜種か?ただの地域個体群か?」という問いの答えとして、
・ピンクがエサによる着色なら、どちらもありうる。
・ピンクが婚姻色なら、どちらもありうるうえ、別種かもしれない。
・人工的な改良品種の可能性もある。
・ピンクが警戒色なら、亜種の可能性が高い。有毒なら尚更。
・ジア・クトなら別種確定。
総じて、ただの地域個体群の可能性は低くなりそうです。
ただ、最終的には遺伝子分析するしかありません笑
これにて完結!
磁場といい警戒色といい、ここまでジア・クトが絡むとは想定外笑
自分をジア・クト念晶体だと思い込ませたい一般ニジマスだったら面白すぎる笑
学びも多く、楽しかったです!
最後までありがとうございました!!